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性被害女性が“おぞましい行為”を衝撃証言 宗教2世の女性を狙うカルト教祖の“エデンの実態”『すべては神のために:裏切られた信仰』

性被害女性が“おぞましい行為”を衝撃証言 宗教2世の女性を狙うカルト教祖の“エデンの実態”『すべては神のために:裏切られた信仰』
Netflix『すべては神のために:裏切られた信仰』

「神も仏もない」とはいうものの、それでも救いを求める人は後を絶たず、また「神も仏もない」と感じる状況だからこそ、人は何かに縋りたくなる。しかし世の中そんなに甘くない。現実には、神の救いを求めて伸ばした手を掴み、地獄の底へ突き落とす手合いもいる。韓国の新興宗教団体で起きた教祖中心の危険な実態を描いた『すべては神のために:裏切られた信仰』(Netflix)は、それを象徴している。

元・教団の美人信者が命がけの告発

韓国のプロテスタント系キリスト教新宗教「万民中央教会」は、教祖イ・ジェロクを中心に12人の信者から始まった小さな団体だった。しかしその後、驚異的な速度で信者数を拡大し、2011年には公式発表で12万人の信徒と9000の支部を抱える巨大組織となった。だがその内実は、病気はおろか洗濯機の故障まで治せると宣伝する「甘い水」という“謎の聖水”や、イとの“記念撮影権”など、荒唐無稽な“カルトビジネス”を中心した金銭搾取システムだったのだ。

そんな同団体において、最も救い難いのは、信者には姦淫を厳しく禁じていながら、教祖イ自身は若く容姿の良い女性信者を“選抜”し、私的な性の宴を繰り広げていたという点だ。

「ブラジャーを外されました。手つきが慣れていて驚きました」
「アソコは誰のもの?と聞かれ、じっと見つめてくるんです」
「顔を性器に押し付けられ、“歯が当たると痛い”と言われました」
「性交渉の最中、“喘げ”としつこく命じられました」
「イと他の女性が行為に及ぶのを見せられました」
「AVを見て練習しろと言われ、映像に合わせて喘ぎ声を出させられたんです」

女性たちの証言はいずれも、宗教の衣を被った“ただの性加害”でしかない。しかもイは、宗教2世の女性を優先的に選んでいた。幼い頃から教祖の「建前」を刷り込まれ、従順さと“性的な清さ”を内面化させられていたため、支配に抵抗できなかったのだという。さらに、被害の実態が露見しそうになると、イは逆に彼女たちの悪評を自ら流布し、信者側から圧力がかかるよう仕向けていた。長期的な計画のもとで、教団内に“自分のためのエデン”を築き上げていたというわけだ。
長年にわたり、宗教2世の女性たちから性を搾取し、信者たちから金を巻き上げてきたイは、最終的に性暴力で訴えられ、2019年に懲役16年が確定。しかし、その「建前」は今も信者の間で生き延びており、教団そのものも依然として存続している。つまり、イが刑期を終えて出所した時、再び“エデン”が復活する可能性は、現時点においてもなお排除できておらず、今後も被害者が増え続ける可能性が十分にあるというのが実情なのである。

『すべては神のために:裏切られた信仰』はNetflixで配信中

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