2024年11月に公開されスマッシュヒットとなり、日本中のクリスマスを恐怖と悲鳴で染め上げた『テリファー 聖夜の悪夢』から1年……。今年の聖夜(クリスマス)もヤツが帰ってきた——クリスマスに合わせて12月19日(金)より1週間限定でリバイバル上映が決定した。さらに、クリスマス当日の12月25日(木)には1日限定で、テリファーシリーズの原点となる『テリファー』(2016)との二本立て上映も開催決定。
全米No.1ヒット!嘔吐者続出の超過激ホラー
ハロウィンの大虐殺を生き延びたシエナとジョナサンはトラウマに苦しみながらも人生を立て直そうと奮闘していた。しかし、街がクリスマスシーズンになり、聖夜を祝おうとする住民たちをよそに、アート・ザ・クラウンが再び姿を現し絶望のどん底に陥れる。
前作『テリファー 終わらない惨劇』(22)は、全世界で嘔吐、失神者が続出したことで話題となり、全世界1570万ドル(日本円にして約24億円 ※1ドル160円換算)の興行収入を記録。日本では、1作目は劇場未公開ながら、2作目の劇場公開時にはその過激さとアート・ザ・クラウンのどこかキュートな佇まいが話題となり、スマッシュヒットとなった。そして、シリーズ第3弾となる『テリファー 聖夜の悪夢』の舞台はクリスマス。全米では公開するや否や『ジョーカー: フォリ・ア・ドゥ』を抜き、たった4日間で2152万ドル(約32億円)を叩き出し、興行収入ランキング1位を記録した。もちろん本作でもイギリスでのプレミア時に11人が途中退場し、うち9名はオープニングシーンで限界を迎えた。そしてやはり1名の嘔吐者が出たという。スケールアップしたアート・ザ・クラウンの無双ぶりと、殺しへのこだわりから目が離せない。
監督は、独学で特殊効果、特殊メイク、特殊造形を学び、『テリファー』(16)で長編初監督デビューを果たし、以降ファンから熱狂的な支持を受けるダミアン・レオーネ。主演は、『テリファー 終わらない惨劇』のローレン・ラベラが続投し、世界的ホラーアイコンとなったアート・ザ・クラウンはもちろんデイヴィッド・ハワード・ソーントンが演じている。
『テリファー』(2016)
ハロウィン・パーティの帰り、タラとドーンはダイナーで酔い醒ましをすることにした。そこに入ってきたのは、ゴミ袋を担いだピエロメイクの男。どういうわけか彼はタラに熱視線を送り続け、その姿にタラは不気味がる。しかし、しばらくするとピエロメイクの男は、トイレでなにか問題をおこしたようで店を追い出されてしまった。ほどなくしてタラとドーンも店を出るが、止めておいた車がパンクしている。タラは姉のヴィクトリアに電話して、迎えにきてもらうことにしたが、その裏でピエロメイクの男はダイナーの店員を殺害。そこからタラは一晩中ピエロメイクの男に追われるはめに……。
『テリファー』©Dark Age Cinema,LLC
『テリファー 聖夜の悪夢』は12月19日(金)よりTOHOシネマズ 六本木、TOHOシネマズ 梅田にて1週間限定リバイバル上映