TAAF2026「アニメ功労部門」顕彰者決定!アニメーション産業・文化の発展に大きく寄与したレジェンドを発表

TAAF2026「アニメ功労部門」顕彰者決定!アニメーション産業・文化の発展に大きく寄与したレジェンドを発表
©手塚プロダクション ©竹宮惠子/東映アニメーション ©池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会
©押井守・天野喜孝・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ © 創通・サンライズ ©WOWOW Plus/ DENTSU TEC
© 1986 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli ©ASHI PRODUCTIONS 1982 ©アニドウ・フィルム

東京アニメアワードフェスティバル実行委員会及び一般社団法人日本動画協会は、2026年3月13日(金)から3月16日(月)まで、国際アニメーション映画祭『東京アニメアワードフェスティバル2026(TAAF2026)』を東京・池袋にて開催。<東京が、アニメーションのハブになる。>を合言葉に、アニメの聖地である池袋に、国内外のアニメーションが大集結する。このたび、本映画祭におけるアニメ功労部門の顕彰者が決定。さらに、映画祭のスペシャルPVも解禁となった。

TAAF2026「アニメ功労部門」顕彰者発表!

TAAFの「アニメ功労部門」は、アニメーション産業及び文化の発展に寄与した方々を顕彰するもの。アニメーションの技術、表現だけでなく、人材育成を含む教育活動、国際交流など、広くアニメーション産業の社会的地位の向上に貢献された人物に、この賞が贈呈される。今年は9が顕彰者に。松谷孝征(プロデューサー)、竹宮惠子(原作者)、金春智子(脚本家)、押井守(監督)、安彦良和(漫画家/アニメーション監督/デザイナー)、森まさあき(立体アニメーター/人形作家)、山本二三(美術監督)、小山茉美(声優)、なみきたかし(アニメーション史家)へ本賞が贈られる。なお、『TAAF2026』では、顕彰者の功績を紹介する、特別展示や特別プログラムの実施を予定している。

松谷 孝征(まつたに たかゆき)/プロデューサー
漫画からアニメーションまで手塚治虫を支え続けた縁の下の力持ち
手塚プロのみでなく、映像業界をもまとめる名プロデューサー
代表作品:『鉄腕アトム』(1980年)『24時間テレビスペシャルアニメーション』『森の伝説 PART-1』

竹宮 惠子(たけみや けいこ)/原作者
耽美な少年愛、本格SFなど異色ジャンルへ果敢に挑戦
少女マンガとアニメに無限の可能性を指し示した先駆者
代表作品:『地球へ…』 『風と木の詩』 『アンドロメダ・ストーリーズ』

金春 智子(こんぱる ともこ)/脚本家
アニメファンからプロの道へ進み数々の名作を執筆
ト書きに込めた思いを映像へと託し続けてきた脚本家
代表作品:『レ・ミゼラブル 少女コゼット』『それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ』劇場アニメ『ベルサイユのばら』

押井 守(おしい まもる)/監督
日本アニメをグローバルにした個性派クリエーター
アニメと実写の二刀流で世界中のファンを魅了し続ける名監督
代表作品:『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『御先祖様万々歳』『天使のたまご』

安彦 良和(やすひこ よしかず)/漫画家/アニメーション監督/デザイナー
日本アニメのビジュアルを革新し、高品質なオリジナル作品を追求
長きにわたり第一線を走り続けるクリエーター
代表作品:『機動戦士ガンダム』『巨神ゴーグ』『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』

森 まさあき(もり まさあき)/立体アニメーター/人形作家
ポップで表情豊かなキャラクターは多くの人々を魅了
類まれなる才能で独自の世界を切り拓いたクレイアニメーションの第一人者
代表作品:『ガラガラヘビがやってくる』『がじゃいも』『連句アニメーション 冬の日』

山本 二三(やまもと にぞう)/美術監督
多くの高畑、宮﨑作品に美術監督として参加
常にアニメーションの背景を通して世界を見ていた生粋の美術家
代表作品:『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』『時をかける少女』

小山 茉美(こやま まみ)/声優
キャリア5 年を超えてなお輝くメゾソプラノの美声!
色褪せない魅力と実力をまとった「元祖アイドル声優」
代表作品:『Dr.スランプ アラレちゃん』『魔法のプリンセス ミンキーモモ』『名探偵コナン』

なみき たかし(なみき たかし)/アニメーション史家
日本国内外の広いアニメーション文化に精通し
アニメーションの歴史を未来へと繋げるアニメーション史家
代表作品:『セロ弾きのゴーシュ』『この星の上に』『人形と生きる~川本喜八郎の世界

TAAF2026スペシャルPVが解禁となった。昨年の授賞式の華やかな様子や、各部門で受賞した世界中のアニメーションの数々や映画祭の授賞式の様子等を収録。ナレーションは、『SPY×FAMILY』アーニャ・フォージャー役を務め、昨年の本映画祭でアニメ オブ ザ イヤー部門 作品賞(TVシリーズ部門)を受賞した『葬送のフリーレン』、アニメファン賞を受賞した『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』で活躍した声優・種﨑敦美が担当している。

大変光栄なことに、自分が携わらせていただいた『葬送のフリーレン』、『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』という作品、アニメーションのおかげで、今回このようなご縁をいただきました。ナレーション収録前に、これまでのTAAF、今回のTAAFのお話を聞かせていただきました。「世界中のアニメーションが集まる祭典、お祭りです…!」と。とてもワクワクしました。2026年も、この先も、TAAFがどんどん盛り上がっていきますよう想いを込めてナレーションさせていただきました。みんな、東京に集まれ〜!!
(種﨑敦美)

「東京アニメアワードフェスティバル2026」は2026年3月13日(金)から3月16日(月)まで開催

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