美女インフルエンサーの死因は「1日1個のフルーツ食」「栄養失調で激ヤセ」 2年前にも同様の死亡事例

美女インフルエンサーの死因は「1日1個のフルーツ食」「栄養失調で激ヤセ」 2年前にも同様の死亡事例
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若き女性インフルエンサーがリゾート地で死亡

27歳のポーランド人女性カロリナ・クシジャク(Karolina Krzyżak)さんが、2024年12月にインドネシア・バリ島のリゾート地で死亡していたことが、今年10月に複数の海外メディアによって報じられた。

彼女の死因は極端なフルータリアン(果物中心)食による深刻な栄養失調とされており、心身のためのライフスタイルが深刻な健康リスクをもたらしたとして国際的な議論を呼んでいる。

 

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死亡時の体重は20キロ台……死因は「衰弱死」

2024年12月8日の深夜にリゾートにチェックインし、プライベートプール付きのヴィラを希望していたというカロリナさん。チェックイン時点でスタッフは彼女の健康状態に強い懸念を抱いていたそうだ。

一部報道によれば、彼女は「目が落ちくぼみ、鎖骨が浮き出るほど痩せていた」とのことで、驚くべきことに“1日1個の果物しか食べていなかった”とも報じられており、極端な食事制限を続けていたことがうかがえる。

滞在中のカロリナさんは、歩行も困難なほど衰弱していたそうだが、なぜか医師の診察を拒否していたという。その数日後、地元の友人が彼女と連絡が取れないことをホテルに報告。スタッフが部屋を確認したところ、すでに死亡していた。

死亡時の体重については「22~27キロ」と報道により異なるが、いずれにせよ極度の低体重だったことは確かだ。医療報告によれば、カロリナさんは“重度の骨粗鬆症とアルブミン欠乏症”を併発しており、長期的な栄養不足との関連は明らかだった。死因は「慢性的な栄養失調による衰弱死」とされている。

 

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「極端なダイエットは命を脅かす」過去に同様の事例も

カロリナさんはTikTokなどで「デトックス」や「クリーンイーティング」を推奨する投稿を行っていたインフルエンサーで、果物中心の食生活を理想化するコンテンツを発信していた。彼女の死は、極端な食事法の危険性について国際的な議論を呼び、医療専門家からは「極端なダイエットは命を脅かす」との警鐘が鳴らされている。

しかし、同様の事例は2023年にも報じられていた。2023年7月、ロシア出身のヴィーガン系インフルエンサー、ジャンナ・サムソノワ(Zhanna Samsonova)さんが、マレーシア滞在中に死亡。彼女は<Zhanna D’Art>の名でSNS活動を行い、完全なローフード・ヴィーガン食(果物、発芽種子、スムージー、ジュースのみ)を推奨していた。

報道によれば、ジャンナさんは数年間にわたり極端な果物中心の食生活を続けていたとされ、カロリナさんと同じく“栄養失調と衰弱”が死因と見られている。友人たちは「スリランカ滞在時にはすでに足が腫れ、リンパ液が滲み出ていた」「医療を勧めたが拒否された」と証言しており、健康状態の悪化を認識しながらも食生活を変えなかったことが明らかになっている。

ジャンナさんの母親は「コレラ様の感染症が死因」とも述べているが、複数の報道では極端な食事制限による栄養失調が主因とされており、カロリナさんの事例と重なる点が多い。2人の死は、SNSで発信される“理想的な食生活”が現実には命を脅かす危険な思想となる可能性があることを強く示していると言えるだろう。

次ページ:映画やドラマで知る痩身信仰、インフルエンサーの闇
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