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“自由とは恐れないこと。トム・クルーズみたいに” ディカプリオ、体を張ったアクションシーン『ワン・バトル・アフター・アナザー』

“自由とは恐れないこと。トム・クルーズみたいに” ディカプリオ、体を張ったアクションシーン『ワン・バトル・アフター・アナザー』
『ワン・バトル・アフター・アナザー』© 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

カンヌ、ベネチア、ベルリン、世界3大映画祭の監督賞を制覇した唯一の監督、ポール・トーマス・アンダーソン。そんな天才監督が主演レオナルド・ディカプリオほか、アカデミー賞俳優と共に贈る全映画ファン待望の最新作が誕生。アンダーソン監督の「ブギーナイツ」主演を断ったことを最大の後悔として挙げるレオナルド・ディカプリオとのタッグが約30年の時を経てついに実現した。映画ファンのみならず、ディカプリオ本人までも待ち望んだ新たな傑作『ワン・バトル・アフター・アナザー』が、現在大ヒット上映中だ。このたび、逃げ続けた男の運命が動き出す、本編映像「恐れるな編」が解禁となった。

息もつかせぬ“怒涛のチェイスバトル”開幕

ポール・トーマス・アンダーソン監督が20年以上の歳月をかけて書き上げた脚本と唯一無二の演出で新たな傑作を創り上げた。主演のレオナルド・ディカプリオはテンパる革命パパ・ボブを演じ、ボブを執拗に追う衝撃の〈変態軍人〉にショーン・ペン、神出鬼没な〈センセイ〉を演じたベニチオ・デル・トロという<全員オスカー受賞歴アリ>の超一級キャストが集結。変態軍人に命を狙われるボブの娘を演じた新鋭・チェイス・インフィニティ、最強のカリスマ革命家を演じた歌手のテヤナ・テイラー、革命家仲間のレジーナ・ホールら豪華キャストの演技のアンサンブルも見所のひとつとなっている。

最愛の娘平凡ながらも冴えない日々を過ごす元革命家のボブ(レオナルド・ディカプリオ)。突然、最愛の娘(チェイス・インフィニティ)がさらわれ、生活が一変する。異常な執着心でボブを追い詰める変態軍人“ロックジョー”(ショーン・ペン)。次から次へと襲いかかる刺客たちとの死闘の中、テンパりながらもボブに革命家時代の闘争心がよみがえっていく。ボブのピンチに現れる“センセイ”(デル・トロ)の手を借りて、元革命家として逃げ続けた生活を捨て、戦いに身を投じたボブと娘の運命の先にあるのは、絶望か、希望か、それとも—。

センセイ(ベニチオ・デル・トロ)が猛スピードで運転する車に乗ったボブ(レオナルド・ディカプリオ)が娘を探し出すために一人荒野へダイブをする、ディカプリオの体を張ったアクションシーンが解禁となった。逃げ続けた男が娘ウィラと明日を取り戻すための必死のダイブ、ボブの運命が大きく動き出す重要なシーンだ。

車中でホッと一息とばかりにビールを飲むボブに「ヤバいぞ。サツめ、来やがった」とセンセイが声を荒げる。思わぬ展開に思わず振り向いたボブの表情が一変する。すでにパトカーに止められることを覚悟したセンセイは、ビールを一気に飲み干すと「これを隠しとけ」と缶を手渡す。放心したボブは「ついに一巻の終わりか」と意気消沈。「とんでもない、海の波 大海原の波だ」と悠然と応じたセンセイは、ルームミラーで背後を確認し「お前を落とす 相棒(キモサベ)、この先は歩け」と告げ、有無を言わせず「いいかガソリン・スタンドでスピードを落とす。転げ出ろ。あとは俺が。準備しろ」と畳みかける。「転げ出ろ?」と狼狽えるボブがOKサインを出すと、「自由とは何だ?恐れないこと。ほら…トム・クルーズみたいに」という名台詞を発する。そして「4で行け、1…、2…」とカウントダウンを始める。疾走する車から身を乗り出したボブは銃を受け取るが簡単に飛び出すことができない。見かねたセンセイはハンドルを切って「減速しろ」と叫ぶボブを振り落とす。

ポール・トーマス・アンダーソン監督は、「この台詞は脚本には書かなかったのだが、撮影が進むにつれて頭の片隅でこのフレーズがずっと鳴り響いていた。『恐れるな。進め』。この言葉はベニチオに言わせるべき台詞だとはっきり思った」と語っている。このフレーズは、ニーナ・シモンの名曲「I Wish I Knew How It Would Feel to Be Free」にインスパイアされていると明かした監督は、「実際、人生や仕事の哲学として、私にとって確かに真実だからだ」とコメントしている。

このシーンの後、荒野に放り出されたボブは、監督の『恐れるな。進め』という人生哲学を胸に、最愛の娘ウィラと明日を取り戻すためにひたすら突き進む。この先、ボブの前にどんな展開が待ち受けるのか—。最愛の娘ウィラと再会することかできるのか—。

『ワン・バトル・アフター・アナザー』© 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

『ワン・バトル・アフター・アナザー』は大ヒット上映中

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