35歳の看護師「15歳の義息子と性行為」「夫にバレて通報・逮捕」家庭内性暴力の構造的問題とは

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近年、少年への性的暴行事件が国内外で相次いでいる。インド・ケララ州では、16歳の少年がマッチングアプリを通じて知り合った成人男性14人から性的虐待を受けていたことが発覚し9人を逮捕。日本でも札幌市で、中学1年生の男子生徒が小学3年生の男児に性暴力を加えた事件が「重大いじめ事案」として認定され、教育委員会の対応が問われた。

米国では、少年への性的虐待が「見過ごされがちな現実」として複数の団体が警鐘を鳴らしており、加害者の多くが顔見知りであることが報告されている。こうした背景の中、米フロリダ州で発覚した少年への性加害が、やはり家庭内で起こった事件として注目を集めている。

“義理の息子との性行為”で看護師(35)に有罪判決

2024年7月、フロリダ州オカラ在住の看護師アレクシス・ヴォン・イェイツ(当時34歳)は、15歳の義理の息子と性行為に及んだとして逮捕された。事件は、夫(少年の実父)が自宅に予期せず帰宅し、2人が性行為中の場面を目撃したことで発覚したという。

卑猥発言も…事件発生時の状況と時系列

被害者の少年は夏休み中に父親宅を訪れていた。イェイツは自身の子ども2人を寝かせた後、義理の息子とリビングでホラー映画を観ながら、THC(大麻成分)入りの電子タバコを吸い、ビデオゲームをして過ごした。

午前1時頃、イェイツは「映画が退屈」「2週間セックスしていない」「生理中で興奮している」などと発言し、性的な雰囲気を作ったとされる。

その後、少年と口腔および性交渉に至った。イェイツは「18歳だったらよかったのに」とも発言していたという。その行為中に夫が帰宅し、2人が裸でソファにいるのを目撃。「何が起きているんだ!」と叫び、物を投げつけたという。

同意の上だった? 少年の証言と裁判所の判断

少年は「継母に夢中だった」「恋に落ちていた」と語り、父親が事件を隠そうとしたことに怒りを感じていたそうだ。イェイツは少年=義息子に「性的パフォーマンスは10点中7点」「君は父親に似ている」「君がどれだけ“大きいか”気づかなかった」といった卑猥な発言をしたとされている。

少年は児童保護センターの面談で詳細を語り、裁判所は「現実と空想を区別できる能力がある」として証言の信頼性を認めた。なおフロリダ州では同意の上であっても18歳未満との性行為は違法である。

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