性犯罪者を殺害した男「本当に楽しかった」「地獄の門に送るのが義務」と証言 過去にも“ペド狩り”発言

性犯罪者を殺害した男「本当に楽しかった」「地獄の門に送るのが義務」と証言 過去にも“ペド狩り”発言
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「性犯罪者を殺すのは“楽しかった”」

米カリフォルニア州フリーモント市で9月18日、29歳のインド系男性ヴァルン・スレシュが、71歳の性犯罪者デイビッド・ブリマーを刺殺したとして殺人容疑などで逮捕された。スレシュは警察の取り調べに対し、「本当に楽しかった」「彼ら(性犯罪者)は死ぬべきだ」と供述しており、事件は全米で波紋を広げている。

性犯罪者リストから標的を選定、近隣住民宅で殺害

スレシュは事件当日、カリフォルニア州の<メーガン法>ウェブサイトで性犯罪者の情報を閲覧し、ブリマーのプロフィールを確認。住所や顔写真、過去の有罪判決(1995年に児童へのわいせつ行為で有罪)をもとに標的を定めたという。

警察が押収したスレシュのスマートフォンには、複数の性犯罪者プロフィールのスクリーンショットが保存されており、ブリマーの情報は事件発生の約45分前に撮影されていた。

スレシュはブリマー宅を訪れる前、近隣住民の家々を“新規顧客を探す会計士”として訪問。バッグやノート、コーヒーを持参し、正体を偽っていた。

ブリマー宅で本人を確認したスレシュは、握手を交わした直後に襲撃を開始。ブリマーは逃走し、2ブロック先の民家に助けを求めて駆け込んだが、スレシュはその家に侵入し、キッチンで首を刺した。その後、ブリマーは屋外に逃げたが、前庭で倒れたところを再び刺され、死亡したとみられる。

「地獄の門に送るのが義務」過去にも“ペド狩り”発言

警察が現場に到着した際、スレシュはその場に留まっており、「警察が来ると思っていた。逃げるつもりはなかった」と供述。さらに、「彼はペドファイル(小児性愛者)だから、みんな嫌っている。だから“クール”なはずだ」「殺すのは本当に楽しかった」「悲しくもないし、後悔もしていない」と語ったという。

また、「天国が彼らを受け入れるかどうかを決めるのは自分の役目ではない。自分の役目は彼らを地獄の門に送ることだ」との信念を述べたというスレシュ。彼は2021年にもフリーモント市内のホテルに不審物を置いたとして逮捕されており、その際にも「ハイアットホテルのCEOはペドファイルだと思っていて、殺したい。ずっと“狩って”いた」と供述していたそうだ。

殺人・住居侵入・重傷加害で起訴

フリーモント警察は、今回の事件を「年齢と過去の犯罪歴を理由に標的を定めた、計画的な殺人」と位置づけており、スレシュは殺人(カリフォルニア州刑法187条)、重傷加害(12022条)、住居侵入(459条)で起訴された。彼は現在アラメダ郡拘置所に収容されており、精神鑑定が行われる予定だという。

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