最後は「ワンパーンチ!」コール
そしてここでキャスト陣がファンにメッセージを届けた。
安元は、「全部キングの面白いシーンでしたね。『ドッドッドッ』を言うかと思いましたが、言いませんでした(笑)。アフレコも進んでおり、かなりエライことになっているので、ぜひ楽しみに待っていてください!」。
緑川は自身が演じた生アフレコのシーンについて、「自分の中でもやり切った感があったシーンだったのでまた演じると聞いて驚きましたが、絵がきちんとできている状態で演じるのはいつもと違って楽しかったです。アニメ第3期でもパワフルに戦っておりますので、ぜひ期待して待っててください!」と語った。
梶は「今日にいたるまで漫画やアニメを見返していて、ソニックと自分は共通点がほとんどないと思っていたのですが、改めて漫画を見返して、第15巻のカバー裏でソニックが入っているトイレに『食べられる野草一覧』が貼ってあるのを見て、僕も新人時代にお金がなさ過ぎて『食べられる野草』という本を買っていたので、まさかの共通点を見つけられました!おかげでアニメ第3期も頑張れそうです。よろしくお願いします!」と周囲を笑いに包んだ。
石川は「今回のアフレコではジェノスが生い立ちを語る早口のシーンがなくて安心しましたが、いつかは皆の前でやってみたいと思います(笑)音楽祭を通して、様々なシーンが皆の心の中に思い浮かんだと思います。それほど音楽の力って強いんだなとこの音楽祭で感じることができました。第3期も本当に楽しい作品にできあがっており、豪華なものがもっともっと豪華になってお届けできると思うので、楽しみにしていてください!」とコメントした。
古川は「先程のアフレコは、10年という歴史がギュギュっと詰まったものになっていたと思います。ここまで本当に長かったし、この先も長い戦いになりそうだと思いますが、付き合っていただけますか?今後とも『ワンパンマン』をよろしくお願いいたします。ありがとうございました!」と締め括ると、大きな歓声と拍手を浴びながら、キャスト陣はステージを後にした。
『ワンパンマン』©ONE・村田雄介/集英社・ヒーロー協会本部
ここからは最後の歌唱コーナーへ。JAM Projectにバトンタッチし、『ワンパンマン』イメージソングメドレー(サイタマイメージソング「豪腕パンチ」、ジェノスイメージソング「Burning Blue ~蒼炎のソルジャー~」、音速のソニックイメージソング「残像のリベンジャー」、ヒーローイメージソング「ENTER THE HEROES」)を披露した。クライマックスに向け、会場のボルテージは再び高まり、客席はそれぞれの楽曲に合わせてキャラクターカラーにペンライトの色を変えて、彼らに熱い応援を届けた。
そして、フィナーレを飾ったのは古川によるアニメ第3期エンディング主題歌「そこに有る灯り」。本イベントにて初解禁・初歌唱となり客席は盛り上がりを見せつつも、古川の優しくも力強い歌声に引き込まれ自然と横に体を揺らして聴き入っていた。
その後は出演者全員がステージに登壇してエンディングの挨拶に。アニメ10周年や森口のデビュー40周年、JAM Project結成25周年、さらに、イベント当日が誕生日のJAM Projectメンバーの福山芳樹に加え、古川、梶が同じく9月に誕生日を迎えるということで、全てまとめてお祝いするべく、サイタマのお祝いケーキが登場。
『ワンパンマン』©ONE・村田雄介/集英社・ヒーロー協会本部
皆でバースデーソングを歌い、会場もお祝いムードで和んだところで、古川の「せ〜の」の合図で全員が「ワンパーンチ!」とコールを行い、この日一番の一体感を生み出して、10周年という歴史を感じる盛り沢山なイベントは、大盛況のまま幕を閉じた。