インドのファン大熱狂 デリーで「プレミア試写会」を開催『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』
橋本監督によるワークショップ
プレミア試写会の翌日9月15日(月)にはデリーの大学で、在インド日本国大使館主催のワークショップも開催された。
世界から注目される日本のアニメーションは、どうやって作られているのか。 『映画クレヨンしんちゃん』をはじめ、多くのアニメーション作品を手掛けてきた橋本監督が、約200人の一般参加者を前に熱弁。
『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2025
質疑応答では「脚本はどのように作っているのか」「どうやったら監督になれるのか」という質問に対し、橋本監督が自らの経験を交えながら深い部分まで語り、より一層力を込めて話す一幕も。
約1時間にわたる質疑応答では、一度も途切れることなく次々と質問が寄せられ、会場の熱気は高まるばかり。アニメをもっと世界に広めるためのワークショップは終始熱気にあふれ、大盛況のうちに幕を閉じた。
日印文化交流を深めると同時に、インドの『クレヨンしんちゃん』熱も肌で感じられる、またとない機会となったプレミア試写会&ワークショップ。終了後には、サインや写真を求める現地ファンが監督の周りに殺到し、会場は最後まで熱気に包まれた。
『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2025
インド感増し増し!最新作の挿入歌『オラはにんきもの ~インドバージョン~』
なお、『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』のインド劇場公開に先駆け、9月13日(土)からは劇中で流れる挿入歌『オラはにんきもの ~インドバージョン~』のインド3言語版(ヒンディー語・タミル語・テルグ語)のデジタル配信もスタート。現在、各種音楽配信サービスにて絶賛配信中だ。
オリジナル楽曲はいわずもがな、1993~1995年にTVアニメのオープニングテーマとして使用され、アニメキャラ名義のシングルとしては史上初めてオリコンベスト10入りも果たした『オラはにんきもの』。そのヒンディー語版は、TVシリーズの放送が19年続くインドでも広く愛されており、インド各地で行われている、アニメ好きが集う「アニメクラブ」のイベントや上映会などで流れる《定番曲》にもなっているほど。
そんな国境を越えた人気曲に、エキゾチックなアレンジを加えたインドバージョン。インド3言語にも吹き替えられたことで、さらにインド感を増した新バージョンは、日本のクレしんファンも要チェックだ。
『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』 は上映中