映画『ひゃくえむ。』と「東京2025世界陸上」の”スペシャルコラボビジュアル”が解禁し、大会に懸ける本人コメントも到着。さらに東野幸治ら各界著名人から本作への絶賛コメントも寄せられた。
国内外のトップアスリートが国立競技場へ集結
9月13日(土)より9⽇間にわたって開催されている「東京2025世界陸上」。日本での開催は18年ぶり、東京開催は34年ぶりとなり、国内外のトップアスリートが国立競技場へ集結する。
そんな世界の舞台へ挑むサニブラウン アブデルハキーム(男子100m/4×100mリレー)、桐生祥秀(男子100m/4×100mリレー)、田中希実(女子1500m/5000m)、北口榛花(女子やり投)と、9月19日(金)に公開を迎える劇場アニメ『ひゃくえむ。』のスペシャルコラボビジュアルが解禁。プロアスリートから見た『ひゃくえむ。』の魅力と併せ、「東京2025世界陸上」に向けた本人コメントも到着した。
この度公開したスペシャルビジュアルは、キャラクターデザイン・総作画監督の小嶋慶祐が、各選手の競技中の姿からイメージを膨らませアレンジを加え描き下ろしたもの。真剣な表情とダイナミックなパフォーマンスの瞬間が切り取られ、今にも『ひゃくえむ。』本編でキャラクターと肩を並べ、競技シーンに登場しそうな躍動感溢れるビジュアルとなっている。
トガシ、小宮と同じ「男子100m」には、9秒96でワールドランキング20位と日本人選手最上位で選出されたサニブラウン アブデルハキーム。
サニブラウン選手は、作品について「陸上含め、人生について結構リアルでした。100mは弱肉強食で何が起こるか分からない。人生を懸けて勝負しています。映画から、陸上が楽しい、一番早く走りたいという初心を思い起こされました」と作品の魅力と自身の想いを語る。
同じく「男子100m」に、7月の日本選手権で5年ぶりの優勝を果たし、8月には7年ぶりに9秒台を記録し、参加標準記録を突破した桐生祥秀が描かれている。
桐生選手は「自分もまた限界を超えたいと思えるような作品でした。挑戦し続ける事を大切にしたい。自分らしい走りで会場を沸かせたい。世界の舞台で思い切り楽しみ、今年最高の走りを」と作品から受けた刺激と大会への意気込みを語る。
ともに複数回の9秒台をマークし、ファイナリスト入り、そして日本史上初の100mメダルへ期待がかかる2人の走りに是非ご注目いただきたい。さらに、「女子1500m/5000m」からは、13個の日本記録を持つ田中希実。世界を舞台に活躍するトップアスリートの一人として国際的な評価を定着させる田中選手は「今回で気づけば4度目の世界陸上になります。楽しかったり、苦しかったり、虚しかったり、悲しかったり、腹が立ったり、受け入れたり、色んなことがありました。今も、様々な感情が渦巻いていますが、今の自分だからこそ味わえる感情と、今度の世界陸上でも出会い、向き合ってきたいと思います」と本大会への闘志を燃やす。
さらに作品について「種目は違えど、走りの一瞬一瞬にかける思いに重なる部分が多く、勇気を頂きました。陸上競技の枠に留まらず、本気で何かに向き合った人であれば必ず分かるシーンに出会えると思います」と自身の経験と重ねながら鑑賞したことを明かした。
最後に、前回のブタペスト世界陸上 (23)で初の頂点に立ち、パリ五輪(24)では日本史上、女子で初となるトラック・フィールド種目で金メダルを獲得し、この「東京2025世界陸上」で、日本女子初の連覇を狙う「やり投」の絶対女王・北口榛花の姿も。
北口選手は「アスリートの一瞬にかける想い、そして、それぞれのストーリーが凝縮されている作品でした。種目は違いますが、『自分の原点は何か』を思い出すきっかけになりました。私も、皆さんが息をとめてみるような、そんな投擲をしたいと思います」と語る。