ヘンリー・カヴィルが新作の撮影直前に負傷
『マン・オブ・スティール』(2013年)『ジャスティス・リーグ』(2017年)のスーパーマン役などで知られる俳優ヘンリー・カヴィルが、映画『ハイランダー(原題)』リメイク版の撮影準備中に負傷。制作スケジュールが大幅に変更される事態となった。
複数の報道によればカヴィルはトレーニング中に負傷したとのことで、これにより同作の撮影は2026年初頭に延期される見込みだという。
Henry Cavill injured while training for ‘Highlander’ remake, likely pushing production to 2026: report https://t.co/dwk2ix3zNb pic.twitter.com/DWhlRY7ppF
— New York Post (@nypost) September 12, 2025
撮影直前のスター俳優を襲ったアクシデント
1986年に公開された『ハイランダー 悪魔の戦士』は、クリストファー・ランバートとショーン・コネリーが出演したファンタジーアクション映画のカルトヒット作。監督はのちに『リコシェ』(1991年)や『バイオハザードIII』(2007年)を手がけるラッセル・マルケイ。
カヴィル主演のリメイク版はまもなくクランクイン予定だったようだが、撮影は来年初頭まで延期される可能性が高いとされている。負傷の詳細については明らかにされておらず、カヴィル本人やスタジオ側からの正式なコメントも現時点では出されていない。
新『ハイランダー』監督は『ジョン・ウィック』のチャド・スタエルスキ
同作でカヴィルが演じるのは、1986年版でランバートが演じた不死の戦士コナー・マクラウド。彼は16世紀スコットランド出身の戦士で、首を斬られない限り死なない(永遠に生き続ける)という設定のキャラクターだ。
また、コネリーが演じたラミレス役をラッセル・クロウが演じるほか、デイヴ・バウティスタ、マリサ・アベラ、カレン・ギラン、ジャイモン・フンスー、マックス・チャンらがキャストに名を連ねている。
監督は『ジョン・ウィック』シリーズを手がけたチャド・スタエルスキ。脚本は『ジョン・ウィック:コンセクエンス』マイケル・フィンチが担当し、製作には同シリーズで知られる<87Eleven Entertainment>やオリジナル版を製作した<Davis Panzer Productions>などが参加している。
ヒット作『ウィッチャー』の剣術演技が活かされる? 根強い人気のカルト作
以前、映画イベントに出演した際に「『ウィッチャー』での剣術を見たことがある人も、今回はそれ以上のものを見せることになる」と意気込みを語っていたカヴィル。その言葉通り、彼は数ヶ月にわたってトレーニングを重ねていたが、今回の負傷によってその準備が思わぬ形で中断されることとなった。
スタエルスキ監督は、約10年にわたって『ハイランダー』リメイク企画の構想を練ってきた。オリジナル版は公開時こそヒットしなかったが、じわじわとカルト的に人気を集めたことで続編やスピンオフも制作され、現在もネットミームなどの形で日常的に目にする機会は多い。直撃世代であろうスタエルスキ監督の思い入れは相当強いはずだ。
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