むっつりシム・リウが魅せる黙々筋トレシーン、からの…?
このたび到着した本編映像は、そんなシム・リウの筋トレシーンから始まる。本作でシム・リウが演じているのは、人当たりはぶっきらぼうだがプロ意識が強い中堅潜水士のデイヴ。デイヴはベテランのダンカン(ウディ・ハレルソン)と若手のクリス(フィン・コール)とチームを組み、深海にあるパイプラインの補修作業を行うため、北海を出航する。
『ラスト・ブレス』©LB 2023 Limited
通常の潜水とは異なり、“飽和潜水”は深海に潜る前に減圧症対策として、加圧室で数日間を過ごす必要がある。仕事とはいえ、他人と狭い部屋で寝食を共にしなければいけない辛い期間だが、ぶっきらぼうなデイヴは周りを気にせず、ヘッドホンでメタル・ミュージックを聴きながら、ひたすらスクワットに没頭する。
それを見かねたダンカンが彼のヘッドホンを外し、「メシだ」と声をかけにくるのだが、食事中はダンカンの昔語りがひたすら続き、デイヴは辟易した様子。そんなとき、ダンカンが会社から「お払い箱」になったと口を滑らせる。事情を知らないデイヴとクリスが顔を見合わせるなか、ダンカンは今回の潜水が「最後の仕事になるだろう」と打ち明けるのだった。
果たしてダンカンのラスト・ダイブは上手くいくのか。そして、鍛え抜かれたデイヴの筋肉が役に立つ瞬間は訪れるのか――。物語の続きと、今もっともホットな俳優シム・リウの活躍を、ぜひスクリーンで見届けよう。
映画『ラスト・ブレス』は9月26日(金)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー
『ラスト・ブレス』
潜水支援船のタロス号が北海でガス・パイプラインの補修を行うため、スコットランドのアバディーン港から出航した。ところがベテランのダンカン(ウディ・ハレルソン)、プロ意識の強いデイヴ(シム・リウ)、若手のクリス(フィン・コール)という3人の飽和潜水士が、水深91メートルの海底で作業を行っている最中、タロス号のコンピュータ・システムが異常をきたす非常事態が発生。制御不能となったタロス号が荒波に流されたことで、命綱が切れたクリスは深海に投げ出されてしまう。クリスの潜水服に装備された緊急ボンベの酸素は、わずか10分しかもたない。海底の潜水ベルにとどまったダンカンとデイヴ、タロス号の乗組員はあらゆる手を尽くしてクリスの救助を試みるが、それはあまりにも絶望的な時間との闘いだった……。
出演:ウディ・ハレルソン、シム・リウ、フィン・コール、クリフ・カーティス
監督:アレックス・パーキンソン 原作:ドキュメンタリー『ラスト・ブレス』(メットフィルム)
脚本:ミッチェル・ラフォーチュン、アレックス・パーキンソン&デヴィッド・ブルックス
| 制作年: | 2025 |
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2025年9月26日(金)より新宿バルト9ほか全国ロードショー