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北村匠海&永田琴監督より喜びのコメント到着『愚か者の身分』釜山国際映画祭、コンペティション部門選出!

北村匠海&永田琴監督より喜びのコメント到着『愚か者の身分』釜山国際映画祭、コンペティション部門選出!
©2025映画「愚か者の身分」製作委員会

人間ドラマを巧みに描くことに定評のある永田琴監督が、主演に北村匠海、共演に綾野剛、林裕太の豪華実力派キャストを迎え、愛を知らずに育った3人の若者たちの青春と、闇ビジネスから抜け出す3日間を描く逃亡サスペンス『愚か者の身分』が、10月24日(金)より公開される。このたび、9月17日~9月26日に韓国・釜山で開催される「第30回釜山国際映画祭」のコンペティション部門に選出され、永田琴監督、主演の北村匠海から喜びのコメントが到着した。

北村匠海 × 林裕太 × 綾野剛

自身の経験を基に書いた「マルチの子」が各種メディアで話題となった⻄尾潤のデビュー作「愚か者の身分」(徳間文庫)を、岩井俊二の元で⻑年助監督として活躍した永田琴が監督。北村匠海×林裕太×綾野剛の実力派キャストが魂の競演を魅せる本作は、貧しさから闇ビジネスの世界に足を踏み入れてしまい、抜け出せなくなった3人の若者たちの運命と、友との絆を描く。彼らの“3日間”の出来事を、3人それぞれの視点が交差するトリック感のある展開でエンターテインメントに仕上げながら、若者たちの貧困・世界に侵食される日本・闇ビジネスの深淵など、今多くの人が感じている共感できる社会的テーマも織り込まれている。

©2025映画「愚か者の身分」製作委員会

今回選出されたのは、第30回を記念して、これまでの非コンペ型から変換し今年から新設された部門で、世界三大映画祭と謳われるカンヌ、ベルリン、ベネチアと同様にコンペ形式へと歴史的な転換を迎えると発表された、「釜山国際映画祭」のメインコンペティション部門。1996年に創設され、世界中の映画人から愛されるアジア最大級の映画祭のひとつとして、アジア映画のさらなる飛躍を後押し、大きな期待と注目を集めるこの部門で、本作はアジア各国から選ばれた14作品の精鋭作とともに、最優秀作品賞を含めた5つの釜山アワードを巡って競うことになる。

釜山国際映画祭側は、選定理由について「複雑な心理劇であり、若者たちの成長物語であり、暴力が現実の奥深くまで浸透した現代大都市を冷静に映し出す自画像」と評価した。

<コメント>

永田琴(監督)
釜山国際映画祭コンペティション部門選出の第一報を聞いた時、3人のメインキャストと一緒にいました。だから冷静なフリをしていたんですが、しばらく言葉が出ませんでした。この映画祭の土俵に上がることは、監督として目標であり夢でした。信じられないという思いが正直なところで、翌日、やっとジワジワと喜びが湧いて来たほどです。これまであまり映画祭に縁のない映画制作をしてきた私にとって『愚か者の身分』は紛れもなく勝負作です。それをアジア最大の釜山国際映画祭でワールドプレミアとして上映できることは、本当に監督冥利に尽きます。しかも今年は30周年という記念すべき年。こんなに嬉しく光栄なことはありません。このご縁と幸運に心から感謝いたします。

北村匠海(タクヤ役)
『愚か者の身分』を釜山国際映画祭のコンペティション部門に選出していただきました。大変嬉しく思います。青春も悲劇も痛さも愛おしさも全て平等に詰まっている映画だと僕は感じています。日本の片隅でひっそりと生きていて、誰からも目を向けられず、それでも「俺たちは確かにここに居るぞ」と小石を投げながら叫ぶ彼らの思いを是非観ていただきたいです。心臓の鼓動を感じてください。僕らは確かに生きたんだ。それはきっと誰かが抱きしめてあげなければいけないと思うのです。

©2025映画「愚か者の身分」製作委員会

©2025映画「愚か者の身分」製作委員会

『愚か者の身分』は10月24日(金)より全国公開

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