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「国を越えて皆さんの心の拠り所になれば嬉しい」柴咲コウが喜びを語る『兄を持ち運べるサイズに』釜山国際映画祭に正式出品決定!

「国を越えて皆さんの心の拠り所になれば嬉しい」柴咲コウが喜びを語る『兄を持ち運べるサイズに』釜山国際映画祭に正式出品決定!
©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会

絶縁状態にあった実の兄の突然の訃報から始まる家族のてんてこまいな4日間の物語。作家・村井理子が実際に体験した数日間をまとめたノンフィクションエッセイ「兄の終い」をもとに、中野量太監督が脚本・監督を務めた最新作『兄を持ち運べるサイズに』が、11月28日(金)より公開される。このたび、9月17日~9月26日に韓国・釜山で開催される「第30回釜山国際映画祭」のOPEN CINEMA部門に、正式出品が決定した。映画祭には、主演を務めた柴咲コウが参加する。

兄の死をきっかけにもう一度家族と向き合う

宮沢りえ主演『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞・報知映画賞など多くの映画賞を席捲、二宮和也主演『浅田家!』では、国内の大ヒットのみならずフランスでも大ヒットを記録した中野量太監督の5年ぶりの新作。主演を務めるのは、マイペースで自分勝手な兄に幼いころから振り回されてきた主人公の理子役の柴咲コウ。共演に、家族を振り回す原因となる、映画史上稀にみるダメな兄ちゃんを演じるオダギリジョー、兄と一時は夫婦でありながらも、ある理由で離婚した元嫁・加奈子を演じる満島ひかり、兄と加奈子の娘で両親離婚後は母と暮らす満里奈を演じる青山姫乃、二人のもう一人の子供で最後まで兄と暮らした息子・良一を演じる味元耀大。実力はキャストがそろい、泣き笑い、時々怒った兄を送るためのてんてこまいの4日間を紡ぐ。

1996年から始まり今年で30回目を迎えた「釜山国際映画祭」は、これまでも数々の日本映画が栄えある賞を受賞し、アジアを代表する映画の祭典として毎年注目を集めている。今回、映画『兄を持ち運べるサイズに』は、「釜山国際映画祭」の代表的な部門の一つで、人気・芸術性に富んだ新作や国際的に評価された作品が選出されるOPEN CINEMA部門に選出。本部門は、メイン会場である釜山シネマセンターの野外スクリーンで上映されるのが特徴でとなっている。

「釜山国際映画祭」選出の一報に、主演の柴咲コウは「映画『兄を持ち運べるサイズに』が釜山国際映画祭で上映されるということでとても楽しみにしています。この映画が国を越えて皆さんの心の拠り所になれば嬉しいです」と、中野量太監督は「映画『兄を持ち運べるサイズに』は、明日、誰の家族にも起こり得る話です。世界中の家族に、観て感じて考えて、最後は優しい気持ちになって欲しい。そんな思いを込めて作り上げました。韓国の観客の皆さんの反応がとても楽しみです」と喜びを語っている。

9月17日~9月26日まで開催される「第30回釜山国際映画祭」は、俳優イ・ビョンホンが開会式の司会を、閉会式の司会を、俳優スヒョン(クローディア・キム)が務める。“家族”を描き続けた中野量太監督の最新作が、海外でどのように受け止められるのか期待が高まる中、今後の続報にも注目だ。

『兄を持ち運べるサイズに』は11月28日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

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