“迫真の演技”をとらえたメイキングPV&コメントが到着
©東野圭吾/アニメ「クスノキの番人」製作委員会
クスノキの番人となる主人公・直井玲斗役を演じるのは、数多くの映画やドラマに出演し、目覚ましい活躍を見せる俳優の高橋文哉。話題沸騰中のNHK連続テレビ小説「あんぱん」(25年)等多数の作品に出演し、ラジオ「オールナイトニッポンX」パーソナリティ、バラエティ番組「ゴチになります!25」レギュラーまで幅広く活躍の場を広げ、絶大な人気を誇っている高橋。
アニメ映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』(23年)で初声優を務めた際は、声を枯らすほどの真に迫った演技に絶賛の声が続出。そして、本作で長編アニメーション映画の初主演となった。
高橋は、「東野圭吾先生の作品が、初の劇場アニメーション化。そんな記念すべき本作で主演を務めさせていただけることに、大きな喜びと責任を感じています。プレッシャーもありましたが、監督とお話しする中で、作品への熱い想いに触れ、自然と気持ちが前を向いたのを覚えています。」と嬉しさと同時にプレッシャーも感じていたという。
そのうえで、「役者として、映画『クスノキの番人』を通して届けることができる想いを、できる限りちりばめたつもりです。この物語との出会いが皆さんにとって何かの“きっかけ”となれば幸いです。」と本作に込めた熱い想いを明かしている。
©東野圭吾/アニメ「クスノキの番人」製作委員会
そして物語のカギを握る叔母であり、玲斗に“クスノキの番人”になることを命じる柳澤千舟役には、女優の天海祐希が決定。
映画・ドラマ・舞台まで第一線で活躍し続ける天海は、『崖の上のポニョ』(08年)や、『ミニオンズ』(15年)、『名探偵コナン 純黒の悪夢』(16年)、『メアリと魔女の花』(17年)など多数のアニメーション作品に出演。声の出演は8年ぶりとなる天海は、「出演を決めたきっかけは、監督からいただいた一通のメールです。その言葉に込められた情熱と誠実さに心を動かされ、「私にできることがあるのなら、ぜひお力になりたい」と強く感じました」と出演のきっかけを明かした。
本作の魅力については、「現代を生きる私たちは、時に自分の道に迷い、不安を抱えることがあります。そんなときこそ、千舟や玲斗、本作に登場する人々の視点にふれることで、物事の見方を少し変えてみる勇気や、大切な人との関係にそっと目を向けてみようと思える時間を過ごしていただけたら嬉しいです」と語っている。
©東野圭吾/アニメ「クスノキの番人」製作委員会
アフレコ現場で迫真の演技を魅せる2人のメイキングPVも公開され、高橋と天海が息を吹き込む玲斗と千舟のキャラクターや、彼らの関係性にも注目してほしい。
メイキングPV<高橋文哉編>
メイキングPV<天海祐希編>
さらに、豪華制作陣も併せて発表。脚本は「ハイキュー!!」「ブルーロック」シリーズ、『僕だけがいない街』(16年)などで原作の魅力を余すことなく翻案してきた岸本卓。キャラクターデザインは『ブルーピリオド』原作者の山口つばさと、『かがみの孤城』(22年)でキャラクターデザイン協力を務めた板垣彰子がタッグを組み、共にキャラクターを創り上げた。そして美術監督は『天気の子』(19年)の他、アヌシー国際アニメーション映画祭2025で審査員賞を獲得し話題の『Chao』(25年)などを手掛けてきた滝口比呂志が担当。より一層作品への期待が高まる一流のクリエイター陣が集結した。