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「希望だけは、支配させない」アメリカ統治下の沖縄で、残酷な現実に打ちひしがれる『宝島』ポスタービジュアル

「希望だけは、支配させない」アメリカ統治下の沖縄で、残酷な現実に打ちひしがれる『宝島』ポスタービジュアル
©真藤順丈/講談社 ©2025「宝島」製作委員会

混沌とした時代を、自由を求めて全力で駆け抜けた若者たちの姿を、圧倒的熱量と壮大なスケールで描く衝撃と感動のエンターテインメント超大作「宝島」。歴史の陰に埋もれたアメリカ統治下の沖縄の真実を描き切った真藤順丈の直木賞受賞作を、二度の撮影延期の危機を乗り越えながら完成させた魂のプロジェクト、映画『宝島』が、9月19日(金)より公開される。このたび、怒り、絶望、未来への希望——壮大なスケールで映し出される、本ポスタービジュアル3種が解禁となった。

傑作小説「宝島」が実写映画化!

大友啓史監督(「龍馬伝」『るろうに剣心』シリーズ)、そしてこの作品にすべてを注いだ主演・妻夫木聡のもと、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太ら世界に誇る日本最高峰のキャスト・スタッフが集結し、日本映画の歴史を変える渾身の一本を贈る。

沖縄がアメリカだった時代。米軍基地から奪った物資を住民らに分け与える“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちがいた。いつか「でっかい戦果」を上げることを夢見る幼馴染のグスク(妻夫木聡)、ヤマコ(広瀬すず)、レイ(窪田正孝)の3人。そして、彼らの英雄的存在であり、リーダーとしてみんなを引っ張っていたのが、一番年上のオン(永山瑛太)だった。全てを懸けて臨んだある襲撃の夜、オンは“予定外の戦果”を手に入れ、突然消息を絶つ…。残された3人は、「オンが目指した本物の英雄」を心に秘め、やがてグスクは刑事に、ヤマコは教師に、そしてレイはヤクザになり、オンの影を追いながらそれぞれの道を歩み始める。しかし、アメリカに支配され、本土からも見捨てられた環境では何も思い通りにならない現実に、やり場のない怒りを募らせ、ある事件をきっかけに抑えていた感情が爆発する。やがて、オンが基地から持ち出した“何か”を追い、米軍も動き出す—。消えた英雄が手にした“予定外の戦果”とは何だったのか?そして、20年の歳月を経て明かされる衝撃の真実とは—。

アメリカ統治下の沖縄で激動の時代を駆け抜けたグスク(妻夫木)、ヤマコ(広瀬)、レイ(窪田)、そして英雄・オン(永山)が集結し、ド迫力のシーンが一連となり『宝島』の壮大なスケールを映し出す3種のポスタービジュアルが公開された。

©真藤順丈/講談社 ©2025「宝島」製作委員会

1枚目は、規格外のスケールで撮影され、あらゆる感情が爆発し圧倒的熱量が迸る本作のクライマックス、コザ暴動のシーン。「俺たちの故郷、‟宝の島“を取り戻せ」というコピーが、グスクの怒りと、揺るがぬ覚悟を映し出す。

2枚目には、「希望だけは、支配させない」というコピーが添えられ、アメリカ統治下の沖縄で、残酷な現実に打ちひしがれるヤマコ(広瀬)を抱きかかえるグスクの姿が。3枚目は、米軍基地から奪った物資を住民に分け与えていた“戦果アギヤー”時代の幼馴染4人の、未来を変えようと決意に満ちた表情が「この島は変わる、俺たちが変える」というコピーと共に映し出されている。

英雄とともに、未来を変えようと希望に溢れていた時代、なぜ自分たちだけが理不尽な目にあうのか…苦しい現実を知る時、そして、怒りの気持ちを表すかのごとく燃える炎の中で立ち上がる時。言葉にならない様々な感情が、観る者の心を強く惹きつける3種類のポスターとなっている。

©真藤順丈/講談社 ©2025「宝島」製作委員会

『宝島』は9月19日(金)より全国公開

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