「とても恐ろしいスーツ」「呼吸できないんだ」人気ヒーロー映画に隠されたキツい真実とは?主演俳優が吐露
ベン・アフレックのキャリア
ベン・アフレックといえば、俳優・監督・脚本家、そしてプロデューサーとしても活躍する才人。いつもポカンと半開きの口を揶揄されたこともあったが、ここ数年だけを見ても複数の大ヒット作品に主演するなど絶好調だ。
人生やり直しスポーツ映画『ザ・ウェイ・バック』(2020年)ではアルコール依存症の元バスケットボール選手を演じ、盟友マット・デイモンと共演した『最後の決闘裁判』(2021)ではリドリー・スコット監督のもと、中世フランスを舞台にした歴史ドラマに挑戦。2023年に監督・主演した『AIR/エア』はNIKEとマイケル・ジョーダンの契約にまつわる実話を描き、ゴールデングローブ賞にノミネートされた。
ハリウッドセレブ・ウォッチャーにとってベンアフは、ゴシップの常連でもある。90年代に報じられたグウィネス・パルトローとの交際を皮切りに、2000年代にはジェニファー・ロペスと婚約するも数年で破局。その後、MCU以前のマーベル映画の珍作『デアデビル』(2003年)で共演したジェニファー・ガーナーと結婚し3児をもうける。
その後の数年は平穏に見えたが、キャリアの復調と反比例するようにガーナーとは2018年に離婚した。2020年には若手女優アナ・デ・アルマスと10ヶ月ほど交際したがスッパリ別れ、翌2021年にはなんとジェニロペと復縁。同年に婚約もしたが、わずか4年で再び破局している。今年ベンアフは52歳、ジェニロペは55歳になった。
Ben Affleck tiene miedo de que su hija revele los secretos de su matrimonio con Jennifer Lopez https://t.co/kIocAxEyWw pic.twitter.com/pKa2E14hzf
— CUORE (@cuore) May 25, 2025
スーパーヒーローになったベン・アフレックの「重荷」とは
2010年代からはキャリアも右肩上がりのベンアフだが、2016年の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』から2023年の『ザ・フラッシュ』まで務めたバットマン/ブルース・ウェイン役は、色んな意味で重荷だったようだ。とくに文字通り“ヘビーだった”のは、過去のバットマンと比較して明らかにゴツくなった<バットスーツ>である。
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ベンアフは過去のインタビューで自身が着たバットスーツが「大嫌い。着るのが恐ろしい」と告白していて、「映画を作るのが難しくなった」とすら語っている。スーパーパワーを持たないヒーローに説得力を持たせるための新バットスーツだったが、ベンいわく難点は「呼吸できないほど暑いこと」だという。
呼吸ができないんだ。“どう見せるか”ということを優先していて、実際に着る人間のことは何も考えられていない。ただ水浸しになるような感覚だ。マスクをかぶるとそこから熱が出ていくから、(その不快感を)全て感じてしまうんだよ。
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』© 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & © DC Comics.
『ジャスティスの誕生』と『ジャスティス・リーグ』(2017年)のほか、『スーサイド・スクワッド』(2016年)と『フラッシュ』にもゲスト出演したベンアフ・バットマン。ベンが指揮をとる単独主演作の噂もあったが、シリーズの不発によりロバート・パティンソン主演でよりダークな世界観でリブートされた。