製作は東京観光財団の支援も受けて実施
なんと本作は公益財団法人 東京観光財団(TCVB)から助成金の支援を受け、今年の初めに東京でロケハンを実施。
『KONBINI ZOMBIES(原題)』
TCVBは都内唯一の広域観光団体として、東京都、東京商工会議所、民間企業、地域観光団体と連携し更なる観光振興を図るため様々な事業を推進する団体で「東京ロケーションボックス」の名称で、映画・テレビドラマ等の円滑な制作をサポートするフィルムコミッション事業も運営している。
TCVBからの支援のもと、今回貴重なロケハンの様子をとらえたメイキング写真も解禁となった。本作が単なるパニック映画ではないということがこの状況からも伺い知れる。
現代のゾンビの原型を作った、巨匠ジョージ・A・ロメロ監督の代表作『ゾンビ』(1979)では主人公一行がショッピングモールに籠城し、大衆消費社会に対する皮肉を描いた。
本作では日本の「消費社会」「空っぽの世の中」「すべてあるようで無機質な空間」を象徴とした「コンビニ」を舞台としている。
主人公はそんな「コンビニ」で自分探しの旅をし、成長していくという皮肉が効いており、ゾンビの根源的テーマをリスペクトする愛に溢れた作品だ。
現在キャスティングが絶賛進行中とのことで、この令和にどんなゾンビ映画が完成するのか、待ちきれない注目作となっている。
世界屈指のスタッフが集結し、イギリスのスタイリッシュさと日本のポップさを融合したまったく新しいエキサイティングなゾンビ映画『KONBINI ZOMBIES(原題)』を是非お楽しみに。
ストーリー
東京の24時間営業コンビニ「ハッピーマート」に突如ゾンビが襲来!
浪人生マユミは、K-POP系イケメン店員ジンウー、毒舌な帰国子女アマンダ、元ホストのヴィーガン男子ケン、熱血マネージャーらと立てこもり、生き延びようと奮闘する。笑いとサバイバルの中で、マユミは自分自身と向き合い、隠された力を発見していく。