• BANGER!!! トップ
  • >
  • 新着ニュース
  • >
  • 三倉茉奈・佳奈「“ニコイチ”と言われることが嫌いでした」「共感の嵐」双子×音楽ドラマ『デュオ 1/2のピアニスト』

三倉茉奈・佳奈「“ニコイチ”と言われることが嫌いでした」「共感の嵐」双子×音楽ドラマ『デュオ 1/2のピアニスト』

三倉茉奈・佳奈「“ニコイチ”と言われることが嫌いでした」「共感の嵐」双子×音楽ドラマ『デュオ 1/2のピアニスト』
『デュオ 1/2のピアニスト』© 2024 / JERICO - ONE WORLD FILMS - STUDIOCANAL - FRANCE 3 CINEMA
1 2

「“ニコイチ”と言われることが嫌いでした」三倉茉奈
「双子として生まれてきた意味を改めて考えさせられました」三倉佳奈

本作は、前述してきたように双子が主人公の物語であり、実在する双子の天才ピアニスト、オードリー&ダイアン・プレネ姉妹の数奇な運命や人生をモデルに生み出された映画だ。

『デュオ 1/2のピアニスト』© 2024 / JERICO – ONE WORLD FILMS – STUDIOCANAL – FRANCE 3 CINEMA

そんな本作をいち早く鑑賞した、双子姉妹の“マナカナ”こと三倉茉奈&三倉佳奈、そして「兄-ズ」の山下順一朗&山下宗一郎から、熱い感想コメントが到着した。

三倉茉奈

“ニコイチ”と言われることが嫌いでした。
比較されることも、比較してしまう自分も。
双子が故の葛藤や苦悩。
双子だからこそ得られる喜びや奇跡が丁寧にリアルに描かれていて、とても他人事には思えませんでした。
2人にしか成し得ないラストには背中を押された気持ちに。
夢を持ったことのある全ての方に見てもらいたい作品です。

三倉佳奈

2人一緒だから乗り越えられ、2人一緒だから辛く苦しい。
双子だからこその距離感や心境の描かれ方が絶妙で、「分かる分かる!」と共感の嵐。
クレールとジャンヌが困難に立ち向かう姿に、私が双子として生まれてきた意味を改めて考えさせられました。
兄弟、家族、恋人、師弟関係、あらゆる人と人との絆の物語。
時折描かれるシンメトリーの美しい映像と、心揺さぶられるピアノの音色。
愛と芸術を存分に浴びられる素敵な作品です。

ピアノ・デュオ:兄ーズ(山下順一朗、山下宗一郎)

双子、ピアノ、コンクールと、まるで僕たちを客観的に見ている感覚で、一気に映画の世界に引き込まれてしまった。
本人だけでなく、いろんな夢をあきらめてでも子どもたちに並走してきた両親のことを思うと、とても胸の痛む想いだった。
病気により逆境に立たされたことでプレッシャーから解放され、自分たちの答えを模索しながら2人の演奏がさらに昇華していく。
寝食と苦楽を共にし、ソロではライバルとして、連弾ではパートナーとして切磋琢磨してきた双子ならではのお互いを知り尽くした奏法による技術的なことのほか、音楽への想い、シンプルに音楽を楽しむこと、聴いている人に楽しんでもらえることという演奏の原点を改めて感じた。
そういったことが役者さんの表情だけでなく、演奏されるピアノの音にまで表れており、どれだけの構想が練られ、2人のピアニストへの深い理解にどれだけの時間をかけて作り上げられたのか、考えれば考えるほどすごい映画だと思った。
また、どんな困難にぶつかっても、それを乗り越えられるパワーというのは、強い思いを持って何かをやり続けることで得られるんだ、そんなことを再認識させられる、力強い作品だった。

『デュオ 1/2のピアニスト』© 2024 / JERICO – ONE WORLD FILMS – STUDIOCANAL – FRANCE 3 CINEMA

夢を絶たれた天才ピアニストの双子姉妹が、ある“ひらめき”によって生み出した唯一無二の奇跡の旋律。ピアノへのかけがえのない想いに気づいた時、“1/2のピアニスト”が最上級の“ソリスト”に生まれ変わる――。

いまだだかつて誰も見たことのない、映画史に残るラストシーンとは? 映画『デュオ 1/2のピアニスト』は2月28日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー。

1 2
Share On
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook