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幻に終わった『スパイダーマン４』復活の可能性は？マルチバースが開いた可能性と原点回帰とサム・ライミ
“親愛なる隣人”はどこに向かう？
トム・ホランド主演の『スパイダーマン』シリーズは現在『ノー・ウェイ・ホーム』（2022年）まで公開されており、続く4作目の撮影が始まったことも報じられた（2026年夏、日本公開予定）。同シリーズの好調ぶりを考えるとライミが途中参戦することは考えにくいが、『ノー・ウェイ・ホーム』公開時の大フィーバーぶりを振り返ると、何らかの形でマグワイアが復帰することはあり得なくはない。
コミックでの展開を取り込んだマグワイア版の新作、あるいは締めくくりからの新シリーズなど、なんだかんだファンとしては夢が広がる状況ではある。ニューヨークを守る“親愛なる隣人”に回帰するのもアリだし、年老いたピーターと後継者との関係は複数コミックでも描かれている。
『ノー・ウェイ・ホーム』にはデアデビルこと弁護士マット・マードック（演：チャーリー・コックス）が登場したので、今後2人が絡む可能性も大いにあるだろう。アニメ『スパイダーバース』シリーズの高評価もシリーズの可能性を大いに拡げたが、ここで頭をよぎるのは多くの観客が抱えている“マルチバース疲れ”だ。ホークアイら単独ドラマがヒットした等身大ヒーローたちが合流する展開も楽しそうだが、ライミ版スパイディがそこに取り込まれてしまっては本末転倒の感もある。
ある意味“仕切り直し”となったトムホ主演『スパイダーマン』が、再びマルチバース絡みの内容となるのかは今のところ不明だ。ライミが幻となった４作目で構想していたという登場ヴィランなどの噂はトムホ版がすでに回収してしまっている部分もあるが、それぞれのスパイダーマンに思い入れを持つ多くのファンがいることが分かった今となっては、むしろライミ再参戦の可能性は大いにある、と思いたいところである。
「スパイダーマン（サム・ライミ版） イッキ観！」はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2025年1月放送
『スパイダーマン 4K ULTRA HD & ブルーレイセット』
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価格：￥4,743+税
発売・販売元：（株）ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
『スパイダーマンTM［４Ｋレストア版］【日本語吹替版】』（2002年）
幼くして両親を失ったピーター・パーカーは伯父夫妻に育てられた。隣に住む幼馴染みのメリー・ジェーンへ密かな想いを抱きつつ、科学の勉強に精を出す日々。ある日、遺伝子を組み換えたスーパースパイダーに刺されたピーターは、強靭な肉体とクモのような特殊能力を持つようになり……。
『スパイダーマンTM２［４Ｋレストア版］【日本語吹替版】』（2004年）
ピーターは新聞社でバイトをしながら大学に通い、スパイダーマンとしてＮＹの街を守る日々。愛するＭＪは夢だった舞台女優になり、親友ハリーは父の仇スパイダーマンへの復讐に燃えていた。そんな人間関係に悩むピーターの前に、伸縮自在の人工アームを操る怪人ドック・オクが現れ……。
『スパイダーマンTM３［４Ｋレストア版］【日本語吹替版】』（2007年）
ピーターはブロードウェイ女優になった恋人ＭＪにプロポーズを決意する。ある夜、ピーターは父の力を受け継ぎ“ニュー・ゴブリン”と化した親友ハリーに襲われるが、闘いの末、ハリーは記憶障害に。その頃、脱獄囚マルコが逃げ込んだ研究所で砂の体を持つ“サンドマン”に変身してしまう。
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