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“父にとって発明の瞬間だ” 世紀の名盤「エクソダス」誕生の軌跡を、実の家族たちが追想する『ボブ・マーリー:ONE LOVE』特別映像

“父にとって発明の瞬間だ” 世紀の名盤「エクソダス」誕生の軌跡を、実の家族たちが追想する『ボブ・マーリー:ONE LOVE』特別映像
『ボブ・マーリー:ONE LOVE』© 2024 PARAMOUNT PICTURES
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「父の音楽に触れることは、目覚めなんだ」

ボブ・マーリーの最高傑作と名高く、米タイム誌が<20世紀最高の音楽アルバム(the best music album of the 20th century)>にも選んだ世界の音楽史に輝く伝説の名盤「エクソダス」。映像では、劇中でも世界を大きく動かすエポックメイキングなエピソードとして描かれるこのアルバム製作の過程が、当時を知るボブの実の息子・娘たちによって語られていく。

「アルバム『エクソダス』は実験的でもあった。まさに父にとって発明の瞬間だ。当時の音楽の常識を覆した」と笑顔を見せるのが、プロデューサーとして本作の映画化を牽引してきた息子ジギー・マーリー。共にプロデューサーを務めた娘セデラ・マーリーも、「あらゆるジャンルや思想が融合していたの。『エクソダス』は世紀の名盤として世界中で絶賛されたわ」と振り返り、さらに実業家として活躍する息子ローハン・マーリーも、「父の音楽に触れることは、目覚めなんだ」と力をこめる。自身もグラミー賞ミュージシャンであるジギーとセデラは、幼少期から親しみ、人生そのものを形作ってきたと言っても過言ではない父ボブの音楽に、いちアーティストとしての憧れを抱いているような表情も印象的。

自宅を襲撃され、銃弾が胸をかすめ腕に命中するという死と隣り合わせの経験をし、同時に狙われた妻リタも奇跡的に命をとりとめるという衝撃的な体験の後に、海を渡ったイギリス・ロンドンで制作された珠玉の1枚。表題曲の「Exodus」をはじめ、「Three Little Birds / 3羽の小鳥」、「One Love」など今も世界中で愛され続ける名曲がズラり。どんな苦境にあっても、すべての人々が幸せになることを願ってやまなかったボブの、心地よいサウンドと力強く前向きな歌詞に込められた計り知れないほどの想いがあふれだすこのアルバムは、ボブにとっても映画にとっても象徴的な1枚だ。

『ボブ・マーリー:ONE LOVE』© 2024 PARAMOUNT PICTURES

本作の録音を担当したクリス・ムンロも、「『エクソダス』の種から始まり、その後成長していって素晴らしい歌に仕上がる。その過程が観られるんだ。どのように出来上がっていくかが分かるだろう」と制作・発売当時の本物の空気や裏側を知れる点をポイントに挙げている。

“音楽で戦争を止めた”と言われるボブが生み出した、もっとも愛されるアルバムの誕生とその音楽から放たれるパワーとメッセージを、ぜひ映画館の素晴らしい音響空間でご堪能いただきたい。

『ボブ・マーリー:ONE LOVE』は5月17日(金)より全国公開

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