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キム・ダミ「韓国で共感を得られるものに変えようと努力しました」
名作のリメイクという難題をクリアし、目の肥えたファンがこぞって絶賛する本作。その根強い支持について、「原作から活かせるものは生かしつつ、自分たちのやり方で変えていった部分もあります」と明かすのは、主人公ミソ役を演じたキム・ダミ。中でも意識したのはミソとハウンの“感情表現”についてで、「二人の感情を、もっと韓国で共感を得られるものに変えようと努力し、お互いの友情にもう少し焦点を当てました」と振り返る。
また、撮影現場では台本に書かれている内容よりも、直接キャスト・スタッフらが対話を重ねながら現場で直接作られる内容がはるかに多かったという。「撮影のたびにみんなでたくさん話し合い、いろいろな方法で模索しながら何度も演技をしました。アイデアや意見が取り入れられたシーンはたくさんあるので一つのシーンを選ぶことは難しいですが、多くのシーンが監督やスタッフ、ソニさん、ウソクさんとの幾度ものコミュニケーションを通して作られたものだと思います」と語るダミは、オリジナル版のファンに向けて“済州島の風景”も本作の見どころの一つだとアピールする。
すでに本作を鑑賞した一部の観客からは“済州島の美しさ”についての称賛が寄せられているが、ダミも「済州島ならではの雰囲気がすごく気に入っています。その風景を見るだけでも、(オリジナル版とは)違った魅力を感じられると思います。作品を通して、観客の皆さんが自身の幼い頃や、美しく甘酸っぱい青春時代を懐かしんでいただけたらいいなと思います」と、韓国リメイクならではの魅力を力説している。
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