「彼以上の適任はいない」スティーブン・スピルバーグが絶賛した監督とは?『カラーパープル』特別映像

「彼以上の適任はいない」スティーブン・スピルバーグが絶賛した監督とは?『カラーパープル』特別映像
『カラーパープル』© 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
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スティーブン・スピルバーグが大抜擢した監督とは?

映像の冒頭は、「COLOR PURPLE Let’s GO!!」というキューで始まる。監督に大抜擢された俊英ブリッツ・バザウーレその人だ。「監督の打診が来たとき、ハードルが高すぎて自分には無理だと思った。ピューリッツァー賞を受賞し、スピルバーグが映画化し、舞台はトニー賞を受賞」と、原作、オリジナル版、ブロードウェイ版と輝かしい歴史を重ねてきた作品をリスペクトし、新たな作品への挑戦に重責を感じたと明かす。

躍動的でゴージャスな本編のミュージカルシーンや撮影風景の映像に続いて、『イン・ザ・ハイツ』(20)出演の実力派コーリー・ホーキンズが登場、「ブリッツの映画は細部へのこだわりが完璧なんだ」と監督の細心の気配りに感心したと語る。バザウーレ監督の『コジョーの埋葬』(18)、ビヨンセと共同監督でグラミー賞最優秀ミュージック・フィルム部門にノミネートされた『ブラック・イズ・キング』(20)の映像が紹介される。製作のスコット・サンダースは、「ビヨンセの映像作品でブリッツに監督を依頼した時、音楽もできると知った」という証言に、ミュージシャンとしても活躍し世界ツアーの経験もあるバザウーレのミュージック・ビデオが重ねられる。

「アカデミー賞」10部門にノミネートされたオリジナル版の監督で、新作のプロデューサーでもあるスティーブン・スピルバーグは、音楽、映像に精通しているバザウーレを「彼以上の適任はいない」とお墨付きのコメントで讃える。「第81回ゴールデングローブ賞」ノミネートのファンテイジア・バリーノ、ダニエル・ブルックス、そしてベテラン俳優コールマン・ドミンゴら実力派キャストとの撮影を見事な手腕で進めていった。「クレイジーな構想を受け入れてくれた」と、監督のアイデアを受け入れることで新たな『カラーパープル』を生み出そうとした製作陣に感謝を述べている。

『カラーパープル』© 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

映像のラストにはオプラ・ウィンフリーが登場し、「ビジョンに刺激を受け魅了されるはずよ」と断言する。オリジナル版でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、ブロードウェイで大ヒットしたミュージカルの映画化を進めた立役者である。そして、タラジ・P・ヘンソン、ハリー・ベイリー、ダニエル・ブルックスらが力強く歌い踊る本編&メイキング映像に、監督が「これは魔法だ。楽しんでくれ」と締めくくる内容となっている。

『カラーパープル』は2月9日(金)より全国ロードショー

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