• BANGER!!! トップ
  • >
  • 新着ニュース
  • >
  • 某ゲーム店の株を爆買い!? 金持ちに中指を立てた人々を描く実話映画『ダム・マネー ウォール街を狙え!』から“市民の敵”を演じたセス・ローゲンのコメント到着

某ゲーム店の株を爆買い!? 金持ちに中指を立てた人々を描く実話映画『ダム・マネー ウォール街を狙え!』から“市民の敵”を演じたセス・ローゲンのコメント到着

某ゲーム店の株を爆買い!? 金持ちに中指を立てた人々を描く実話映画『ダム・マネー ウォール街を狙え!』から“市民の敵”を演じたセス・ローゲンのコメント到着
『ダム・マネー ウォール街を狙え!』© 2023, BBP Antisocial, LLC. All rights reserved.
1 2

「組織や企業の崩壊、人々の失敗によって何億ドルも稼いでいる男」

億万長者のゲイブは観客が“敵”とみなす役柄だが、セスは「人間味のあるキャラクターを作り上げていくことができるので、こういう役を演じるのは面白いです」と俳優としての自負を語る。

ただ一方で、「このような人物に深みを持たせすぎないようにもしています。彼らにもいくつか同情すべき点もあるでしょうが、グローバル的あるいは道徳的に深く物事を考える人たちではない、と私は思っています。そこに彼らの欠点があると思います。映画では、ゲイブ・プロトキンは普通の家庭の男ですが、組織や企業の崩壊、人々の失敗によって何億ドルも稼いでいるんです」と現代社会の問題にも触れた。

『ダム・マネー ウォール街を狙え!』© 2023, BBP Antisocial, LLC. All rights reserved.

また本作の監督を務めたクレイグ・ギレスピーは、ディズニープラスで配信中のドラマシリーズ『パム&トミー』(22)でセスとタッグを組んだ経験があり、「セスが大好きなんだ!」と彼への愛情を隠さない。

『パム&トミー』で一緒に仕事ができたのは素晴らしかったし、チャンスがある限り彼と仕事をしたいと思っているよ。奇妙なことに、この脚本を手にしたとき、『パム&トミー』での多層的な演技から、このゲイブというキャラクターを彼と一緒に作り上げられると感じたんだ。

脚本を彼に送ったら、とても気に入ってくれた。そして彼はすぐに参加してくれた。僕は感激したよ。彼は終始、人間味あふれる演技を見せてくれた。カメラの外ではあんなに好感の持てる人が、映画の中では敵役になると、観客にとっては面白いと思うんだ。

『ダム・マネー ウォール街を狙え!』© 2023, BBP Antisocial, LLC. All rights reserved.

そんなセス・ローゲンは今年の出演作として、全世界で大ヒットした超実写版『ライオン・キング』(19)の前日譚『Mufasa: The Lion King(原題)』も控えている。低予算コメディでキャリアを築き、あらゆるジャンルで引っ張りだこの俳優としてプロデューサー業にも乗り出した20代後半~30代。そして脂が乗りきった今、この『ダム・マネー ウォール街を狙え!』を含め、セスのさらなる活躍に期待したいところだ。

『ダム・マネー ウォール街を狙え!』は2024年2月2日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国ロードショー

1 2
Share On
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook

『ダム・マネー ウォール街を狙え!』

コロナ禍まっただ中の2020年。米マサチューセッツ州の平凡な会社員キース・ギル(ポール・ダノ)は、全財産の5万ドルをゲームストップ株につぎ込んでいた。アメリカ各地の実店舗でゲームソフトを販売するゲームストップ社は業績が低迷し、倒産間近のボロ株と見なされていたが、キースは赤いハチマキを巻き、ネコのTシャツ姿の“ローリング・キティ”という別名義で動画を配信し、この株が著しく過小評価されているとネット掲示板の住民に訴える。すると、キースの主張に共感した大勢の個人投資家がゲームストップ株を買い始め、2021年初頭に株価はまさかの大暴騰。同社を空売りしてひと儲けをもくろんでいた金融業界の大富豪たちは巨額の損失を被った。やがてSNSに集った無力な一般市民が、この世の富を独占するウォール街のエリートに反旗を翻したこのニュースは、連日メディアをにぎわせ、全米を揺るがす社会現象に発展。しかし一躍、時の人になったキースの行く手には、想像を絶する事態が待ち受けていた……!

監督:クレイグ・ギレスピー(『クルエラ』 『アイ、トーニャ史上最大のスキャンダル』)
原作:ベン・メズリック(The Antisocial Network/「ソーシャル・ネットワーク」原作者)
脚本:ローレン・シューカー・ブラム&レベッカ・アンジェロ

出演:ポール・ダノ
    ピート・デヴィッドソン ヴィンセント・ドノフリオ アメリカ・フェレーラ
    ニック・オファーマン アンソニー・ラモス セバスチャン・スタン シャイリーン・ウッドリー
    セス・ローゲン

制作年: 2023