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「恐ろしい秘密を隠し持っている歌舞伎一家の話がいい」アリ・アスター監督来日記念『ボーはおそれている』ジャパンプレミアで八代目・市川染五郎の主演作を構想!?

「恐ろしい秘密を隠し持っている歌舞伎一家の話がいい」アリ・アスター監督来日記念『ボーはおそれている』ジャパンプレミアで八代目・市川染五郎の主演作を構想!?
八代目・市川染五郎 アリ・アスター監督 『ボーはおそれている』ジャパンプレミア
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「恐ろしい秘密を隠し持っている歌舞伎一家の話がいい」

日本が大好きだというアリ監督は、「実は先週から日本に来ています。というのも、日本が世界で一番好きな国だからです。こんなに人口の多い都市なのに、とても静かで安心できる場所はありません。料理の出され方、靴の脱ぎ方一つにしても丁寧。そこに驚きと感銘を受けます。前回アメリカに帰った時にそんな文化が恋しくなったので、今回の来日で懐かしくなりました。日本は美しい文化を持つ国の一つです」と日本文化を絶賛。すると染五郎は、奈良県の長谷寺にある十一面観世音菩薩立像をおすすめして、アリ監督から「素晴らしい! 是非その場所に連れて行ってください」とおねだりされていた。

短い時間ながらも、すっかり親交を深めた2人。司会から「染五郎さんで映画を撮るなら?」と聞かれたアリ監督は、「恐ろしい秘密を隠し持っている歌舞伎一家の話がいい。染五郎さんは善人のようでありながら悪人という役どころ」と、具体的なプランに言及。これに対して染五郎は「実際にそんな人だと思われていたら嫌だけれど……」と苦笑いしつつも、「役としてだったら、ぜひやりたい」と前向きに答えた。

八代目・市川染五郎 アリ・アスター監督 『ボーはおそれている』ジャパンプレミア

最後は、ゴールドの法被を羽織ったアリ監督と染五郎でヒット祈願の鏡開きを実施。「ボーは?」の呼びかけに対して「おそれている~!」という観客の発声をきっかけに、2人揃って木槌を振り下ろした。

締めくくりに、 これから本作を観る観客に向けてアリ監督は、「僕の内臓を泳ぎ回るかのような体験を楽しんでほしい。1回と言わず2回は観てほしい」と期待。染五郎も「映画館で観たという表現だけでは片づけられない、夢の世界にいたのではないかという思いが日にちを重ねれば重ねるほど強くなっています。自分も、もう一度映画館で観たい」と早速『ボーはおそれている』の沼にハマっている様子だった。

『ボーはおそれている』は2024年2月16日(金)より全国公開

A24作品『X エックス』はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2024年1月放送

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