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【閲覧要注意】首を斬られた侍、カニ、血飛沫飛ぶ戦 「ハゲが勝手に決めるな!」信長のパワハラ発言も『首』冒頭映像

【閲覧要注意】首を斬られた侍、カニ、血飛沫飛ぶ戦 「ハゲが勝手に決めるな!」信長のパワハラ発言も『首』冒頭映像
『首』©2023KADOKAWA ©T.N GON Co.,Ltd
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「働きしでーで跡目を選んだるに、俺のために死ぬ気で働け!」

名だたる戦国武将たちがただ、「信長の跡目を継ぎ、天下を獲ってのし上がる」という正義も大義もない血まみれの争いを描いた本作は、そのタイトルの通り「首」という題字が切り落とされるシーンから幕を開け、戦で首を取られた侍の首からサワガニが出てくるという衝撃的な映像が冒頭から鑑賞者を襲う。あまりにショッキングな内容からR18指定間違いなしの冒頭映像は、その後の容赦ない血飛沫と暴力、そして登場人物たちの死を予感させる仕上がりだ。

物言わぬ首無しの侍とサワガニから一転、舞台は信長(加瀬亮)に謀反を起こした荒木村重(遠藤憲一)の戦シーンに。1年半の長きに渡る戦いで信長は勝利するものの、村重は逃亡。“可愛がっていた”家臣である村重に裏切られた上に逃げられた信長は、秀吉(ビートたけし)、光秀(西島秀俊)ら家臣を集め村重の捕縛を命じ、なおかつ自分亡き後の跡目についてまで明言する。「ハゲが勝手に決めるな!このドクソたあけが!!」「働きしでー(次第)で跡目を選んだるに、俺のために死ぬ気で働け!」など、撮影時にかなり苦戦したという早口の河内弁で家臣を罵倒し、渾身の飛び蹴りを炸裂する加瀬亮の演技は、まさに“イッちゃってる天下人”そのもの。しかし、ただイかれているだけではなく、「何をされるかわからない」恐怖と、「跡目」という餌をうまく使いこなし、家臣を巧みに動かす信長のカリスマ性も垣間見えるシーンにもなっている。

『首』は全国公開中

『首』©︎2023KADOKAWA ©︎T.N GON Co.,Ltd

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