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少年時代の大谷翔平に夢を与えた“2人のヒーロー” 松井秀喜とペドロ・マルティネズがナレーションを務める『Shohei Ohtani – Beyond the Dream』

少年時代の大谷翔平に夢を与えた“2人のヒーロー” 松井秀喜とペドロ・マルティネズがナレーションを務める『Shohei Ohtani – Beyond the Dream』
『Shohei Ohtani - Beyond the Dream』© Rivertime Entertainment Inc. ™/© 2023 MLB
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ナレーションは少年時代の大谷に夢を与えた2人

本作の英語版では、大谷にとって憧れのメジャーリーグ投手だったというペドロ・マルティネズ、日本語版では、大谷が打者として「ずっと目標にしてきた」と語る松井秀喜がナレーションを務める。少年時代の大谷に夢を与えた2人が、次は大谷の軌跡を次の時代へ引き継ぐ語り手という重大任務を担うこととなったのだ。

監督を務めた時川徹は、今回の起用理由について「大谷選手について話すには、MLBの歴史の中で非常に尊敬されている人物、そして彼と個人的な繋がりのある人物が必要でした」と説明。マルチネズについては、「MLB史上最高の投手の一人であり、彼は大谷選手にとって子供の頃からずっとヒーローでした。2021年のオールスターの放送で、大谷選手がペドロと楽しそうに話をしているのを見て二人の繋がりを感じました」と彼こそがその適任者だったと話し、「彼がナレーションで話す言葉のひとつひとつに、真心がこもっていました。彼のナレーションはこの映画を確実に次のレベルに引き上げてくれました」とマルチネズの発する一言一句が、本作にふさわしいものだったとコメント。

松井についても、「彼は日米両国の伝説的なホームランバッターです。大谷選手の長年のヒーローであり、大谷はその打撃から多くのインスピレーションを得てきました」と同じく今の大谷の活躍に寄与している人物なのだと説明。さらには、「2009年のワールドシリーズでは、ペドロ・マルティネズと野球史上に残る対決をしました。松井(打者)とペドロ(投手)が大谷翔平の中で奇跡的に融合すると考えたのです。これは、語り手のホームラン級の組み合わせになると思いました」とコメントし、偉大な打者である松井と、偉大な投手であるマルチネズ、この奇跡のタッグを実現させること自体に意味があったのだと話す。

ちなみに時川監督は、松井のナレーションについて「松井氏の声は気品があり、深みがあります。ナレーションを担当するのは初めてとのことでしたが、彼の声が物語に深みを与えてくれると確信していました。また、彼のMLBの歴史に関する知識は見事でしたし、日本語のナレーション原稿の校正もしてくれました。2つの誤字も修正してくれました」ともコメント。ナレーション初挑戦ながらも、原稿の校正も行ったという松井の貢献を称えた。

少年時代の大谷が聞くと驚くであろう、憧れの2選手の奇跡の共演が実現している本作。マルチネズと松井、大谷が憧れてやまない2人が大谷の人生を見て何を想い、それをナレーションに込めたのか——。マルチネズは「翔平は、現在の野球界で最も大きなスターの一人であり、後世の野球界を形づくる上でインスピレーションを与えることに貢献しています。このドキュメンタリーへの出演とナレーションを依頼されたことは、私にとって名誉なことであり、ファンの皆さんにこの素晴らしい人物と選手についてもっと知ってもらえることを楽しみにしています」とコメント。野球界の偉大な人物たちが集う豪華一作に注目だ。

『Shohei Ohtani – Beyond the Dream』は11月17日(金)よりDisney+にて独占配信開始

『Shohei Ohtani – Beyond the Dream』©︎Rivertime Entertainment Inc. TM/©︎2023 MLB

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