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「殺されても推し続けたい?」“怖かわ”ホラーアイコン4選!『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』公開記念

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ライター:#BANGER!!! 編集部
「殺されても推し続けたい?」“怖かわ”ホラーアイコン4選!『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』公開記念
『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』©2025 UNIVERSAL STUDIOS

『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』日本上陸

プロデューサーのジェイソン・ブラムを筆頭に『M3GAN/ミーガン』、『ブラック・フォン』、『透明人間』など数多くのヒット作を生み出し、ハリウッドのホラー界を牽引する。スコット・カーソン原作の

大人気ホラーゲームシリーズを実写映画化し、全世界累計で興行収入約3億ドルを達成した『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』の待望の続編、“恐怖の工場”こと製作会社ブラムハウス発の『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』が2026年1月23日(金)から日本公開される。

『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』©2025 UNIVERSAL STUDIOS

ホラーアイコン界で“怖かわ”の新たな代名詞となった巨大マスコットとは?

古くからホラー映画ファンを恐怖に陥れてきた、恐ろしい造形のモンスターや心理的嫌悪を煽るゴーストたち。そして作品がヒットすれば信頼できる“ホラーアイコン”として、まるで実在の人気俳優のように映画スターとして多くの観客に愛されてきた。

近年でも、呪いの人形<アナベル>や完全無欠なAI守護者<ミーガン>といったホラーアイコンが登場。どれも恐怖の対象でありながら、なぜか憎めない、推さざるをえない不思議な魅力で多くのホラーファンを熱狂させるキャラクターだ。そんなホラーアイコン界にきら星の如く登場したのが、『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』の“フレディ”である。

そんなフレディを筆頭に、最凶“怖かわ”マスコットたちが再び大暴れする続編『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』の公開を記念して、ホラー好きでなくとも知っておくべき伝説的アイコンが登場する作品をご紹介。なぜ人は恐怖にも可愛らしさを求めるのか? どうせ殺されるならキュートなマスコットに……?

アナベル:『アナベル 死霊館の人形』(2015年)

今や世界中のホラーファンが知る『死霊館』ユニバースを代表する恐怖のアイコン、<アナベル>。彼女は、実在する心霊研究家ウォーレン夫妻の博物館に保管されている、呪われた人形をモデルとしている。華奢な体に白いドレスを着て、おさげ髪に赤いリボンをつけた可憐な少女の姿をしているが、その表情にはとてつもない呪いを宿していて……。落ち窪んだ眼窩の奥底から強烈な悪意を放ち、狙った相手を執拗に追い詰める!

一大ユニバースの記念すべき1作目『死霊館』(13)に登場し、初のスピンオフ『アナベル 死霊館の人形』では、いかにしてこの呪いの人形が誕生し、罪なき人々を恐怖に陥れてきたかを描き出す。カルト集団の凶悪な事件に巻き込まれたことをきっかけに、恐ろしい悪霊の器と化したアナベル。周囲を邪悪な現象に巻き込みながら、精神的に追い詰めていくさまは、観る者を恐怖の底に突き落すだろう。

本作は一度目にしたら忘れることができないアナベルの強烈な存在感がホラーファンのみならず多くの人の心を強く掴み、全世界で2億5700万ドルを超える興行収入を記録。怖がるほどに憑いてくる史上最も呪われた人形…。『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』とは異なる“怖かわ”のギャップを堪能いただきたい。

チャッキー:『チャイルド・プレイ』(2019年)

ホラーアイコンの金字塔として知られる殺人人形であり、もはや言わずと知れた“キング”が<チャッキー>だ。彼は1988年のオリジナル版以来、シリーズ化やホビー商品、テーマパークのアトラクションになったりと様々なメディアミックスを繰り返し、今なお一貫してホラー映画界の最前線で暴れ続けているホラーアイコンの代名詞だ。

“チャッキー”とは、本来チャールズ・リー・レイというシリアルキラーの愛称。警察に追い詰められたチャールズが、逃げ込んだ先のおもちゃ屋で死ぬ間際に放った呪いの術によって、子供たちに人気の「グッドガイ人形」に自身の魂を乗り移らせたことで、すべてが始まった。

愛らしい子供向けの人形が刃物を持って殺人を繰り返す……というすさまじいギャップはシリーズを重ねるごとに濃度も倍増。2019年に公開されたリメイク版『チャイルド・プレイ』ではついにAIが搭載され、アプリ連携も可能なハイテク人形として現代に舞い降りたチャッキー。しかし、製造過程でのミスにより学習機能が暴走し、持ち主のアンディを喜ばせるために暴力的な行動を取るようになってしまい……。

子供のような無邪気さと予測不能な残虐性を両立させた往年のホラーアイコンと、私たちが普段から触れている最新テクノロジーを融合させたことで、新たな恐怖を与えることに成功した本作。最新チャッキーの“進化する怖さ”は、『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』でも見出すことができるはずだ。

ミーガン:『M3GAN/ミーガン』(2023年)

ジェームズ・ワンとジェイソン・ブラムという、現代ホラー映画界の二大巨匠がタッグを組んで生み出した新たなアイコン、<ミーガン>。彼女は、その近未来的で洗練されたルックスと人知を超えた予測不能なダンスで、文字通り全世界を席巻した。

ミーガンの役目は、持ち主である子供の最高の友達となり、同時にその子供の親にとって最高の協力者となること。しかし、両親を交通事故で失いふさぎ込んでいた9歳の少女ケイディに、研究段階だったAI搭載の人形ミーガンが与えられたことで、想像を絶する惨劇の幕が上がる。

『M3GAN/ミーガン』© 2022 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

話し相手、遊び相手としてミーガンとケイディは仲を深めていくが、プログラムされた「ケイディを精神的にも肉体的にも守る」というタスクを文字通り完璧に遂行しようとするあまり、ケイディに危害を加える可能性のある人間を次々と排除し始めるミーガン。彼女の恐ろしさは、人間離れした動きや人間を見透かすような無機質な瞳、そして「ケイディへの深すぎる愛」のもとに行われる完膚なきまでに徹底された暴力にある。

さらに、彼女はホラー映画界に異例のファッション性とダンスの要素を持ち込み、その突き抜けた個性はネット上で大バズり。社会現象を巻き起こした愛らしいAI人形ミーガンから生まれる「愛ゆえの恐怖」というギャップは、ホラーアイコンの新たなスタンダードを築いた。製作会社ブラムハウスが贈りだす新時代の恐怖は、『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』で再び味わうことができる。

最凶“怖かわ”マスコットたち:『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』
2026年1月23日(金)より全国公開

大人気サバイバル・ゲームを原作とし、いわゆる着ぐるみ系のマスコットたちが廃墟のピザレストランを舞台に惨劇を繰り広げる『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』。かつては繫栄を極めながら、子供の失踪事件が相次いだことで閉鎖され廃墟化したピザレストランには機械仕掛けの個性豊かな巨大マスコットたちが放置されていた。そこに夜間警備員としてやってきたマイクとその妹アビーが、この店の隠された秘密に誘われていき、生き残りをかけた恐怖の5日間に引きずり込まれる――。

『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』©2025 UNIVERSAL STUDIOS

世界中を熱狂させたホラーアイコン、クマの<フレディ>、ウサギの<ボニー>、ヒヨコの<チカ>&<Mr.カップケーキ>、キツネの<フォクシー>らマスコットたちの魅力は、なんといってもその“怖かわ”ぶりに尽きる。「セサミストリート」のマペットで知られる世界的トップクリエイター集団<ジム・ヘンソン・クリーチャーショップ>がデザインと制作を担当し、世界中を“怖かわ”の夢中にさせた前作に続き、待望の続編『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』でも彼らがアロマニクスを担当。最新作で登場するマスコットたちはなんと3倍に増え、さらにレベルアップした“怖かわ”マスコットたちが予測不能な恐怖と驚きを届ける!

新たに描かれる<フレディ・ファズベアーズ・ピザ>の隠された真相とは―!? 長い間封印されてきた真実に辿りついた時、そこに待ち受ける想像を絶する新たな恐怖とは――。『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』は2026年1月23日(金)より全国公開。

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『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』

廃墟と化したピザレストランで起きた悪夢のような出来事から1年半。
当時の警備員だったマイクは日常を取り戻しつつある中、妹のアビーは“友達”であるマスコットたちを恋しがる日々を過ごしていた。
ある日、不思議な声に導かれたアビーがマスコットたちと再会を果たしたことにより、〈フレディ・ファズベアーズ・ピザ〉に封印されてきた恐怖を呼び覚ますこととなる――

監督:エマ・タミ
脚本:スコット・カーソン

出演:ジョシュ・ハッチャーソン、パイパー・ルビオ、エリザベス・レイル、フレディ・カーター、
テオダス・クレイン、ウェイン・ナイト、マッケナ・グレイス、スキート・ウールリッチ、マシュー・リラード 他

製作:ジェイソン・ブラム、スコット・カーソン
原案:ゲーム「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」 スコット・カーソン
製作:ジェイソン・ブラム、スコット・カーソン
製作総指揮:エマ・タミ、ベアトリス・セケイラ、クリストファー・ワーナー、ラッセル・バインダー、マーク・モーストマン

制作年: 2025