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意外と知らない?青春カラテ映画『ベスト・キッド』トリビア解説!最新作『レジェンズ』公開&ジャッキー来日記念

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ライター:#BANGER!!! 編集部
意外と知らない?青春カラテ映画『ベスト・キッド』トリビア解説!最新作『レジェンズ』公開&ジャッキー来日記念
『ベスト・キッド』© 1984 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
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祝!最新作『ベスト・キッド:レジェンズ』公開&ジャッキー来日

ご存知『ベスト・キッド』シリーズの最新作『ベスト・キッド:レジェンズ』が、8月29日(金)より日本公開。あのジャッキー・チェンの来日も控えていて、なんと“ハリウッド俳優として日本最多の初日登壇(都内5劇場で計11回の舞台挨拶)”になるという。

そんな最新作『ベスト・キッド:レジェンズ』ではジャッキー演じるカンフーの師匠ミスター・ハンと、ラルフ・マッチオが演じる空手の師匠ダニエル・ラルーソー(※シリーズ過去作の主人公)が邂逅。北京からニューヨークに移住した高校生リー(ベン・ウォン)が、空手とカンフーの両方を学びながら成長していく姿が描かれる。

『ベスト・キッド:レジェンズ』

意外と知らない?『ベスト・キッド』小ネタあれこれ解説

武道の融合という新たな挑戦を通じて、再び“心の修行”という原点に立ち返る本作。往年のファンはご存知かと思うが、じつは『ベスト・キッド』シリーズには表舞台だけでは語り尽くせない逸話が数多く存在する。ということで、最新作の公開とジャッキー来日を記念して、“意外と知らない?『ベスト・キッド』のトリビア”を紹介しよう。

『ベスト・キッド』© 1984 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

“あの人物”は三船敏郎が演じていたかも?

1984年の第1作目で空手の師匠ミヤギさんを演じたのは、日系二世俳優のノリユキ・パット・モリタ。じつは当初、この役には黒澤明作品で知られる三船敏郎がオファーされていたという。

三船は脚本に納得せず辞退したとされ、代役としてモリタが起用された。当時から幅広く活躍していたモリタだが、結果的にミヤギ役でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、シリーズの象徴的存在となったことは言うまでもない。

“ミヤギさん”の由来は? パット・モリタは空手未経験だった

劇中で描かれる空手は、沖縄発祥の「剛柔流(ごうじゅうりゅう)」に基づいている。脚本家ロバート・マーク・ケイメンがこの流派を学んでいたことから、作品にもその哲学と彼自身の経験が反映された。なお師匠の名前「ミヤギ」は、剛柔流の開祖・宮城長順に由来しているとされ、実在の武道家へのオマージュでもある。

そのミヤギ先生を演じたパット・モリタは、空手未経験者。しかしコメディアン~俳優としてキャリアを積んでいた彼は、演技力と存在感で“達人”を見事に演じ切った。撮影ではスタントダブルが技術面を補い、モリタは精神性と表現力でキャラクターを完成させた。

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