『めまい』をこれから観るなら、知っておくと楽しみやすいポイントがあります。死んだはずの愛人を、別人を使って再現しようとする主人公の試みは、執着がいかに現実を歪めるかを示しています。高所恐怖症という肉体的な弱さが、精神的な脆さと重なります。愛とは他者を尊重することではなく、他者を自己の理想像へと加工する行為なのかもしれないです。観る作品に迷ったときは、演出の細かさまで楽しめる一本として候補に入れてみてください。
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ログインページへめまい
1958年制作の映画
ジャンル: サスペンス
総合評価:
3.4
あらすじ
極度の高所恐怖症を理由に退職した警官が、旧友の頼みで彼の妻を尾行する事になる。奇異な行動を取る女に接近して行く内に二人は恋に落ちるが……。前半の謎めいたロマンスから後半の心理的なサスペンスまで、技巧を凝らした演出とバーナード・ハーマンの音楽で紡ぎ上げた極上のミステリー。(allcinema)
監督:
めまいに投稿された感想・評価
4件のレビュー
こういう一本を待っていた、と言いたくなるのが『めまい』。死んだはずの愛人を、別人を使って再現しようとする主人公の試みは、執着がいかに現実を歪めるかを示しています。高所恐怖症という肉体的な弱さが、精神的な脆さと重なります。この映画は、男が抱く「幻想の女」という偶像が、いかに空虚で、かつ破壊的であるかを、極彩色で描き出しています。好きな場面を挙げ始めたら止まらないタイプの一本です。#映画好きと繋がりたい
『めまい』を単なるホラーとして片づけると、少しもったいないです。死んだはずの愛人を、別人を使って再現しようとする主人公の試みは、執着がいかに現実を歪めるかを示しています。高所恐怖症という肉体的な弱さが、精神的な脆さと重なります。愛とは他者を尊重することではなく、他者を自己の理想像へと加工する行為なのかもしれないです。時代やジャンルの型から少しだけはみ出す加減が、『めまい』では見事です。
死んだはずの愛人を、別人を使って再現しようとする主人公の試みは、執着がいかに現実を歪めるかを示しています。高所恐怖症という肉体的な弱さが、精神的な脆さと重なります。愛とは他者を尊重することではなく、他者を自己の理想像へと加工する行為なのかもしれないです。この映画は、男が抱く「幻想の女」という偶像が、いかに空虚で、かつ破壊的であるかを、極彩色で描き出しています。キム・ノヴァクの表情にも、登場人物の思いが丁寧に表れています。