床下の散歩者さんの感想・評価
3.3レクター博士とクラリスのガラス越しの会話劇だけで、そこいらのホラー映画を遥かに凌駕するサスペンスが成立してしまうのだから、アンソニー・ホプキンスの怪演は本当に規格外。 バッファロー・ビルを追う捜査パートのジメッとした怖さも秀逸だけど、やっぱり中盤のレクター博士の脱出劇が今観てもトリハダもの。あの鮮やかすぎる(そして最高にグロテスクな)トリックの全貌が明かされた時の衝撃は、純粋に脚本と演出の勝利だと思います。後味は決して良くないけれど、映画史に刻まれるべきサイコスリラーの金字塔ですな(苦笑)。