史上最大の“製作費&興収”を記録したゾンビ映画
『バイオハザード』の新作映画を筆頭に様々なホラー映画が世界中で大ヒットを飛ばしているが、中でもゾンビ映画は手堅いジャンルとしてすっかり定着した感がある。
ジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』ほか映画好きならば必見の名作も数あるが、2000年代以降に“史上最高の製作費”を投じ“歴代最高の興行収入”を記録したゾンビ映画をご存知の人は、意外と多くないかもしれない。
ブラッド・ピット主演『ワールド・ウォーZ』の衝撃
2013年に公開された『ワールド・ウォーZ』は、ハル・ベリーに非白人として初のアカデミー主演女優賞をもたらした『チョコレート』(2001年)やダニエル・クレイグ版ボンド2作目『007 慰めの報酬』(2008年)などで知られるマーク・フォースター監督によるゾンビ映画だ。
同作はその規模の大きさで知られ、製作費は1億9,000万~2億6,900万ドルと言われている(追加撮影費用などを含む)。興行収入もそれに比例し、全世界で5億4000万7876ドルというゾンビ映画として歴代最高の興収を記録している(※ギネス認定)。
主演を務めたのは、ご存知ブラッド・ピット。謎のウイルスで人間が凶暴なゾンビと化しパニックに陥った世界を舞台に、ブラピ演じる元国連職員のジェリーが家族を守るため、そして感染爆発の原因や治療法を解明するべく世界中を奔走する、緊張感に満ちたサバイバルホラーだ。
なぜいま“配信で”ヒット? その背景に続編のウワサあり
そんな『WWZ』が今年9月末、動画配信サービス「パラマウント+」の視聴ランキングで“なぜか”首位に急浮上した(※FlixPatrol調べ)。同配信サイトではトム・クルーズの『トップガン マーヴェリック』やアニメ『アバター 伝説の少年アン』が再生ランキングTOP10の常連だが、公開から13年を経たゾンビ映画が首位に浮上するのは異例のことだろう。
この急浮上は10月半ばまで続き、今月半ばの時点でも上位に残留。28日現在はTOP10に圏外に沈んでいるが、トータルで9か月近くランクインしていたというから驚きだ。この再浮上の理由として考えられるのが、今年4月にパラマウントが続編の可能性を公式に発表したことだ。
さらに9月には、ブラッド・ピットが再び主演・プロデューサーを務めることに加え、『教皇選挙』のエドワード・バーガーが監督に決定したことも報じられ、期待値がぐんと高まった。『WWZ』が配信で首位に立ったタイミングを考えると、その他の要因は考えにくいだろう。
撮影中から様々なゴタゴタが報じられるも最大の結果を残した超大作ゾンビ映画が、どのような形でよみがえるのか。大いに期待しつつ続報を待ちたい。
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