精神科病院での入院生活から40年ぶりに社会へ… 陽だまりのような友情と希望の物語『ハッピーリスト』第63回 台北金馬映画祭“Surprise Film部門”正式出品
阿部寛主演、永瀬廉が出演する映画『ハッピーリスト』が、2027年2月5日(金)より公開される。このたび、本作が「第63回 台北金馬映画祭」(Taipei Golden Horse Film Festival)Surprise Film部門から招待を受け正式出品が決定。阿部寛、外山文治監督よりコメントが到着した。
阿部寛 × 永瀬廉が初共演!
本作は、精神科病院での長い入院生活から40年ぶりに社会へでた<人生の新人>59歳・江川太郎と、夢も目標も持てずにいる区役所の福祉課で働く<人生の迷子>24歳・岬幸太という年齢も境遇も違う二人が“やりたいことリスト”を通じて、人生を再出発する姿が描かれる。
日本では2000年代初頭、30万人を超える人々が精神科病院に入院し、そのうち約7万人は環境が整えば退院可能とされていた(厚生労働省資料より)。本作は、東日本大震災をきっかけに退院することになった方をはじめ、日本の精神科長期入院の実態への取材やリサーチから着想を得て生まれたオリジナルストーリー。
監督は、『ソワレ』『茶飲友達』など、これまで社会で見過ごされてきた人々を描いてきた外山文治が務め、主人公の太郎を阿部寛、太郎を支える岬を永瀬廉が演じている。初共演となる阿部寛と永瀬廉が境遇も生き方も違うふたりの不思議で愛おしい関係を生み出し、<かつてない友情と希望の物語>が誕生した。
台湾の首都・台北市にて2026年11月6日(金)~11月22日(日)に開催される台湾最大規模の映画祭「2026 台北金馬映画祭(Taipei Golden Horse Film Festival)」より招待を受け、映画『ハッピーリスト』が同映画祭の「Surprise Film部門」に正式出品されることが決定した。
台北金馬映画祭は、中華圏をはじめアジアを代表する映画祭の一つであり、毎年、世界各地から厳選された話題作や名作が上映される。「Surprise Film部門」は、高い話題性と作品性を兼ね備えた傑作が選出される特別プログラムで、過去には日本作品として、2022年に『ベイビー・ブローカー』(是枝裕和監督)や『ある男』(石川慶監督)などが上映された。今年、同部門に選出された日本映画・台湾映画は本作のみとなり、その注目度の高さがうかがえる。
本作の公式上映は、現地時間11月8日(日)、Muvie Cinemas 台北松仁のTitan Screenにて開催される。当日は主演の阿部寛と外山文治監督が台北を訪れ、舞台挨拶およびメディア向けの記者会見に登壇予定。
<コメント>
阿部寛(主演)
以前、金馬映画祭に参加させていただいた時、その華やかさと規模の大きさにとても驚いたことを覚えています。同時に、長い歴史を持つこの映画祭に触れて、台湾の皆さんが映画という文化を長い間、大切に育ててこられたことを強く感じました。授賞式も、司会者の方々のパフォーマンスを含めてとてもエンターテインメント性が高く、映画を心から楽しみ、祝福する場所なんだという印象が残っています。前回はプレゼンターとして参加しましたが、今回、自分が出演した作品を携えて再び金馬映画祭に参加できることを、とても嬉しく思っています。今回の作品は、本来なら入院する必要がなかったにもかかわらず、40年もの間、精神科病院で暮らすことになった一人の男の物語です。40年ぶりに外の世界へ出た彼が、自分の人生を取り戻すために、七つの小さな目標に一つずつ挑戦していきます。決して大きなことを成し遂げようとする物語ではありません。失ってしまった時間の先で、もう一度、自分の人生を生きようとする人間の物語です。この作品を台湾の皆さんに観ていただけること、そして映画祭という場所でどのように受け止めていただけるのか、今からとても楽しみにしています。
外山文治(監督)
私たちの映画『ハッピーリスト』が、歴史と伝統ある台北金馬映画祭でワールドプレミアを迎えることに、胸を高鳴らせています。本作は台湾の素晴らしいチームと共に作り上げた作品です。国や言葉を越えて共に悩み喜びを分かち合った時間には、この映画の根底に流れる「違いを越えて歩み寄り、共に希望を育んでいくこと」そのものが息づいていたように思います。本作を台北金馬映画祭のSurprise Filmとして選出してくださいました皆様に深く感謝申し上げます。台湾の皆様に『ハッピーリスト』をお届けできることを心から嬉しく思っています。
『ハッピーリスト』©︎2027 “A List for Tomorrow” Film Partners
『ハッピーリスト』は2027年2月5日(金)より全国公開