ケイト・ベッキンセイルに何があった?
映画『アンダーワールド』などで知られるイギリスの女優ケイト・ベッキンセイル(53)が、自身のインスタグラムに不可解かつ悲観的なメッセージを連続して投稿し、世界中のファンから安否を気遣う声が殺到している。
さらに彼女は投稿後に、インスタのアカウント投稿をすべて削除した模様。文字通り“極めて憂慮すべきサイン”が読み取れる状態となっている。
「さよなら」「私は諦める」——突然のSNSリセット
2026年9月20日(現地時間)、ベッキンセイルは自身のインスタ投稿をすべて削除。そして、真っ黒な背景に白文字で「bye(さよなら)」とだけ書かれた画像を1枚のみ投稿した。この画像には「いいね」やコメントのアイコンが写り込んでおり、別の投稿のスクリーンショットであると見られているが、当該投稿のコメント欄自体は意図的に封鎖されていた。
さらに同日のストーリーズでは、交差点の道路に架かる虹の画像とともに「congratulations you won. I give up(おめでとう、あなたの勝ちだ。私は諦める)」というテキストを投稿。なお、これらの投稿は数時間後に彼女自身によって削除されている。
この投稿をInstagramで見る
プロフィール欄に残された自死に関する記事へのリンク
事態をさらに深刻に受け止めさせているのは、彼女のインスタのプロフィール欄の変更である。ベッキンセイルは自身のバイオグラフィー欄に、2020年に自ら命を絶ったイギリスのテレビ司会者キャロライン・フラックに関するBBCの記事リンクを貼り付けている。この記事は、ネット上やメディアにおける公人への誹謗中傷に対し、「人々は優しくなれるのか」と問いかける内容だった。
背景にある「家族の喪失」と「心ない誹謗中傷」
近年、ベッキンセイルは非常に過酷な状況に置かれていた。2024年1月に継父である映画監督のロイ・バタースビーを亡くし、続く2025年7月には母親である女優のジュディ・ローを癌で亡くしている。
さらに先月には、激ヤセした自身の容姿に対するSNS上の心ない批判(ボディシェイミング)に対して苦言を呈したばかりだった。彼女は自身の急激な体重減少について、家族を立て続けに亡くしたことによる深い悲しみとトラウマ、そして16年前から患っている自己免疫疾患「肥満細胞活性化症候群(MCAS)」によるものであると告白。「人にされて嫌なことはせず、他者に少しの思いやりを持ってほしい」「他人の体型に対する意見をわざわざ書き込む必要はない」と訴えかけていた。
この投稿をInstagramで見る
広がる懸念とファンの声
度重なる喪失の悲しみと、ネット上の無神経な批判に晒され続けてきた彼女の今回の行動に対し、ファンからは「単にSNSをやめるだけならいいが、精神的に危険な状態なのではないか」「誰か彼女の無事を確認してほしい」と安否を気遣う声が相次いでいる。
現時点でベッキンセイル本人や彼女の代理人から、今回の投稿の意図に関する公式な声明は出されておらず、その真意は不明のままだ。