「エンドロールの猫の姿に思わず涙」「猫、幸せになれ」“猫ドキュメンタリー”『猫たちと7000マイルの旅』
『猫と、とうさん』マイ・ホン監督の最新作『猫たちと7000マイルの旅(原題:25 Cats from Qatar)』が、9月4日(金)より公開される。このたび、本公開に先立ち作品をいち早く鑑賞した各界著名人からのコメントが到着した。
野良猫25匹を迎えにカタールへ
猫への愛の前には、限界も国境も存在しない—。このドキュメンタリーの(人間側の)主人公である客室乗務員兼猫カフェ経営者であるアメリカ・ミルウォーキー在住のケイティと、カタールの首都ドーハで野良猫を救出し続けているパキスタン出身の施工管理者ウマイル。7000マイルの距離はあれど、猫への支援を日常とする2人を結びつけたのは、「カタールの25匹の野良猫に、米国で里親を見つける」というケイティのバイタリティ溢れる国際支援活動だった。世界上位の富裕国で、なぜ野良猫の国外救出支援が必要なのか―?そんな疑問を紐解く、4日間のまだ誰も見たことのない救出ミッションをカメラに収めたのは、猫と男性の心温まる絆を描いたドキュメンタリー映画『猫と、とうさん』を手掛けたマイ・ホン監督。
マイ・ホン監督
『猫たちと7000マイルの旅』©2025 Gray Hat Productions LLC All Rights Reserved
<コメント>
小池英梨子(「ねこから目線。」代表)
1匹の猫を助けたって世界は変わらない。でもそれが無意味だとは思わない。
鑑賞後、そんな言葉が胸に広がりました。
保護猫活動家たち、それぞれのリアルな心理が描かれた疾走感あふれる傑作—。20000000
園田ゆり(漫画家)「ツレ猫 マルルとハチ」
猫、幸せになれ……。
猫、救われろ……。
日本だけじゃない。世界中に同じことを願い、猫たちの問題と向き合う人たちがいます。
世界の保護猫活動家たちと、猫が人と人を繋いでいく姿に圧倒されました。
最終的にアメリカに運ばれた猫の数にも、注目です。
ISO(ライター)
割に合わない労力や手続き、救う命を選ばなければならない痛み、愛した猫を里親のもとへ手放す切なさ。それらすべてを引き受けてもなお、猫の命のために国境を越えて連帯する人々に、愛猫家として感服せずにはいられない。エンドロールの猫の姿に思わず涙。
カレー沢薫(漫画家)「株式会社 肉球舎」
日本では認知が進みつつある「保護猫活動」だが、世界的に広がっているとは言えず、特に今回舞台になっている「カタール」での猫の扱いは深刻だ。だがそんな中でも保護活動に勤しむ人はいるし、それに7000マイルも離れているのに協力しようとする人もいる。
世界中の猫が幸せであるべきだし、そのために人間はもっと頑張るべきである、本作で頑張る人たちを見て、頑張る人が増えれば良いと思う、私も頑張る。
伊藤さとり(猫と暮らす映画評論家)
動物と暮らすということは無性の愛を貰うということ。
そんな愛の生き物を救えるのも人間なのだ。
この映画に登場する猫達はみんな愛おしい。
そして猫達を救おうと行動する人達の姿は美しかった。
秀(漫画家)「最高カワイイ! 甘えん坊3猫日記」
世界の向こう側から「この猫たちを救えるのは私だ」と立ち上がり行動する勇敢さに、強く胸を打たれた。
作品に登場する活動家や猫たちを見つめる視線は、一貫して優しく温かい。
日本でも猫の保護活動の必要性が叫ばれるなか、真に“責任のある”活動を全うできる人がどれほどいるだろうか。
映画の中だけに留まらない現実の課題と向き合わせる、見事な良作だ。
ケイティ・マクヒュー
『猫たちと7000マイルの旅』©2025 Gray Hat Productions LLC All Rights Reserved
本作の公開を記念して、マイ・ホン監督、出演者ケイティ・マクヒュー登壇の公開記念舞台挨拶が決定。9月5日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷での舞台挨拶を予定している。MCは、本作にコメントも寄せている猫と暮らす映画評論家の伊藤さとりが担当する。
『猫たちと7000マイルの旅』は9月4日(金)より全国公開