【R18+指定】最恐・胸糞ホラーの金字塔『マーターズ』4K復活上映記念!配信で観たいトラウマ映画4選
超・衝撃作『マーターズ』が4K美麗映像で復活!
「今まで観たホラー映画で一番怖かった」「強烈なトラウマ経験」「もう一度観るには覚悟と勇気がいる」……2008年の公開時に物議を醸しまくったフレンチホラーの傑作が、『マーターズ 4Kデジタルリマスター』として世界最速で再び劇場公開中だ。
世界中のホラー映画ファンを戦慄させた『マーターズ』がどれほど恐ろしいかといえば、このたびの復活上映のニュースを目にしただけで鳥肌が蘇ったとか動悸がしたとか、もはやそういったレベル。スプラッタ好きでもギブアップした人はいるだろうし、普段ホラー映画は観ないがなぜか本作には魅了されたという人もいる。とにかく“エグい映画”だけでは説明できない不思議な力を持った作品である。
『マーターズ 4Kデジタルリマスター』© 2008 Eskwad – Wild Bunch- TCB film
監禁・拷問・虐待された少女には何が“視えて”いたのか
1970年初頭のフランス。行方不明だった少女リュシーは、傷だらけで衰弱した姿で路上を彷徨っているところを発見される。彼女は何者かによって長い間、監禁・拷問・虐待されており、そこから自力で脱出したのだった。だが、性的虐待の痕跡はなく、犯行の目的は不明のままであった……。
15年後のある朝、森に囲まれた屋敷に、突然呼び鈴が鳴り響く。家主が扉を開けると、そこには猟銃を構えたリュシー(ミレーヌ・ジャンパノイ)の姿があった。自分を虐待した犯人をついに見つけたと確信した彼女は、復讐の引き金を引く。成すべきことを終えたリュシーから電話を受け、屋敷に向かった親友のアンナ(モルジャーナ・アラウィ)は、その惨状に思わず目を背ける。
死体を処理し、立ち去ろうとする二人。しかし、そこで想像を絶する真実に直面することになる。
『マーターズ 4Kデジタルリマスター』© 2008 Eskwad – Wild Bunch- TCB film
2008年のフランス公開以来、そのあまりにも苛烈な描写が物議を醸す一方で、崇高さすら感じさせる予測不能な結末へと観客を導き、世界中に賛否両論を巻き起こした。パスカル・ロジェ監督の名を世界に知らしめた本作には、いまや名監督となったグザヴィエ・ドランも出演している。
『マーターズ 4Kデジタルリマスター』は2026年8月14日(金)よりシネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開中(※R18+)
公式サイト
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そんな『マーターズ』の鑑賞前後にぜひ挑んでいただきたい、あるいは観たことを後悔するかもしれない「最恐のトラウマ映画」を4作ご紹介。いずれも心に深い爪痕を残すこと間違いなしの、まさに劇薬のような傑作揃いだ。
『ゴーストランドの惨劇』(2018年)
〜『マーターズ』の鬼才が放つ、もう一つの絶望〜
『マーターズ』を生み出したパスカル・ロジェ監督によるサイコホラー。暴漢に襲われた凄惨な過去を持つ姉妹が、大人になって再びあの時の屋敷で恐怖と向き合うことになる。中盤で突きつけられる「残酷すぎる真実」と、幾重にも仕掛けられた絶望のトリックが、観る者の心を徹底的にへし折る。ロジェ監督特有の「暴力と美しさ」が融合した必見の一作。
『ファニーゲーム』(1997年)
〜映画史に残る「不快度100%」の理不尽〜
ミヒャエル・ハネケ監督による、胸糞映画の代名詞とも言える大問題作。穏やかな別荘地にやってきた家族が、真っ白な服を着た2人の青年に理由もなく監禁され、理不尽な拷問ゲームを強いられる。観客の期待や映画のセオリーを冷酷なまでに裏切り、観る者すらも共犯者に仕立て上げるようなメタ的な演出は、逃げ場のない怒りと絶望感を与えてくる。
『ミスト』(2007年)
〜心に永遠の傷を残す、最悪のラストシーン〜
スティーヴン・キングの小説をフランク・ダラボン監督が映画化。突如として街を覆った濃霧と、その中に潜む謎の怪物たちによってスーパーマーケットに閉じ込められた人々の恐怖と狂気を描く。極限状態の中で崩壊していく人間たちの姿もさることながら、映画史に語り継がれる「衝撃的すぎる結末」は、鑑賞後しばらく立ち直れなくなるほどの深いトラウマを植え付ける。
『哭悲/THE SADNESS』(2021年)
〜人間の悪意が笑顔で襲い来る、台湾発のエクストリーム・ホラー〜
人間の凶暴性を限界まで剥き出しにする謎の感染症が蔓延した台湾を舞台にした阿鼻叫喚のサバイバル。感染者たちがゾンビのように理性を失うのではなく、罪悪感で涙を流しながら「最も残酷な欲望を笑顔で実行する」という設定が最悪にして最恐。容赦のない流血とゴア描写の連続は、『マーターズ』級のトラウマ体験を約束する。