『マイ・プライベート・アイダホ』初デジタルリマスター上映
1991年に公開され、世界中の映画ファンを熱狂させた青春映画の金字塔『マイ・プライベート・アイダホ』。製作から35年を迎える2026年、ついに初のデジタルリマスター版としてスクリーンでの復活上映を果たす。
本作は、アメリカを代表する名匠ガス・ヴァン・サント監督が、ポートランドを舞台に男娼として生きる若者たちの孤独と友情をファンタジックに描き出した傑作。そして何より、今は亡きリヴァー・フェニックスと、若き日のキアヌ・リーヴスが共演した唯一無二の作品として、映画史にその名を深く刻んでいる。
『マイ・プライベート・アイダホ』は8月7日(金)より劇場公開
公式サイト
この奇跡の復活上映を機に、彼らの輝かしい軌跡を改めて振り返りたい。ここでは、両俳優および監督の代表作を厳選してご紹介。『~アイダホ』を観に劇場へ足を運ぶ前に、あるいは鑑賞後に、各動画配信サービスで彼らの比類なき才能に沼ってみよう。
危険な色気を放つ永遠の青春スター:リヴァー・フェニックス
『スタンド・バイ・ミー』(1986年)
スティーヴン・キングの短編小説を映画化した、青春映画の傑作。リヴァーは主人公の親友・クリスを演じ、その不良っぽさと影のある繊細な演技で一躍世界的な注目を集めた。彼の原点にして、今なお色褪せない名作だ。
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『旅立ちの時』(1988年)
反戦運動の指名手配犯として逃亡生活を送る両親を持つ少年が、自身の音楽への才能と家族への愛、そして自立の間で揺れ動く姿を描く。本作でリヴァーはアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、圧倒的な演技派としての地位を確立した。シドニー・ルメット監督作。
唯一無二の個性を持つハリウッドの良心:キアヌ・リーヴス
『マトリックス』(1999年)
SF映画の歴史を塗り替えた革命的な一作である。仮想現実の真実に気づき、人類の救世主として戦うネオを演じた。ワイヤーアクションとVFXを融合させた革新的な映像世界は、キアヌのクールな魅力と完璧に合致している。
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『コンスタンティン』(2005年)
DCコミックス原作のオカルト・アクション映画。末期ガンで余命わずかながら、天国へ行くために悪魔祓いを請け負う探偵ジョン・コンスタンティンを好演した。黒スーツに身を包み、タバコをくゆらせる退廃的でスタイリッシュなダークヒーロー像は、彼の数あるキャリアの中でも濃厚な支持を得ている。
インディペンデントから世界の巨匠へ:ガス・ヴァン・サント監督
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997年)
天才的な頭脳を持ちながらも心に傷を抱える青年と、妻を亡くした心理学者の交流を描いた感動の人間ドラマである。無名時代のマット・デイモンとベン・アフレックが手がけた脚本を見事に映像化し、アカデミー賞9部門ノミネートの快挙を成し遂げた。
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『エレファント』(2003年)
コロンバイン高校銃乱射事件をモチーフに、事件発生までの生徒たちの日常を淡々と描き出した衝撃作。本作でカンヌ国際映画祭のパルムドール(最高賞)と監督賞をダブル受賞し、映像作家としての圧倒的な力量を世界に見せつけた。