香港・長洲島の懐かしい街並みと、日本・高知の澄んだ光景を舞台に、音楽と記憶、そして時を超える愛が静かに交差する—。人生の岐路に立つすべての人に寄り添い、過去を癒し、未来へと歩き出す勇気を与えてくれる、優しくも力強い奇跡の物語『ラスト・ソング・フォー・ユー 邂逅の浜辺(原題:久別重逢last song for you)』が、12月18日(金)より公開される。
もう一度、あの頃の自分に会いにいく
長洲島のCDショップで出会い、音楽を通じて惹かれ合ったセンワーとマンヒュン。しかし別れは突然訪れ、二人は想いを告げられないまま時だけが過ぎていった。数十年後——スランプに沈むミュージシャンとなったセンワーの前に、重い病を抱えた“かつての初恋”マンヒュンが現れる。そして彼女の死後、センワーの前に現れたのは、マンヒュンの娘を名乗る少女サマー。「母の遺灰を日本で散骨してほしい」——その願いに導かれた旅の中で、センワーは封じていた記憶と向き合い、少女の正体に秘められた“時を超える真実”へと辿り着く。
創作の迷いの中にいるソングライターを演じるのは、香港を代表する俳優イーキン・チェン。若き日のセンワーをボーイズグループMirrorのイアン・チャン、初恋の少女をナタリー・スー、大人のマンヒュンをセシリア・チョイが繊細に演じ分け、二つの時代を豊かに紡ぎ出す。ジル・リョン監督が、ロマンスと優しいファンタジーを重ねながら描くのは、誰の心にも眠る“若き日の自分”との再会。失われたと思っていた想いが、音楽とともにそっと息を吹き返す。失われた愛、言えなかった想い、叶えられなかった夢——誰もが心のどこかに抱える“もしも”を、音楽とともにそっと掬い上げる。人生の岐路に立つすべての人に寄り添い、過去を癒し、未来へと歩き出す勇気を与えてくれる、優しくも力強い奇跡の物語。
ポスタービジュアルでは、学生時代のセンワーとマンヒュンが制服姿で並んで自転車を走らせる姿を中心に、大人になった二人がそれぞれ遠くを見つめ、何かを思い返しているような眼差しが印象的に配置され、全体からは、静かな哀愁と余韻が漂う。「これはあなたの楽譜(じんせい)を見つける物語」というコピーが添えられ、静かで温かな名作の誕生を予感させるビジュアルとなっている。
『ラスト・ソング・フォー・ユー 邂逅の浜辺』は12月18日(金)より全国公開