約6年ぶりの日本公演を生中継
K-POPの現場で「あのグループ、まだ強い」と言われ続けているグループは実はそう多くない。EXOはその数少ない例外だと思う。2012年デビュー、ダンスとボーカルの完成度で長年トップを走り続けてきたグローバルユニットが、約6年4カ月ぶりとなる日本公演を行う。その千葉 LaLa arena TOKYO-BAY公演を、WOWOWが7月12日(日)に独占生中継する。
正直なところ、6年というブランクは決して短くない。韓国の男性アイドルグループにとって兵役は避けられない通過点で、EXOのメンバーたちもそれぞれの時期に個人活動と兵役を経験してきた。グループとして揃ってステージに立てる機会自体が、ファンにとってはずっと貴重なものになっていたわけだ。今回のツアーはその意味で、本当に「待っていた一夜」になるはずだと思う。生中継にあわせて、2025年に韓国で行われたファンミーティングの模様も放送される予定で、単発の公演中継というよりは特集的な構成になっている点も嬉しいポイントだ。
WOWOWはこの公演に加えて、メンバー個々のソロ活動にもしっかり目を向けている。セフン主演ドラマ『私たちが愛したすべて』(2023年)、カイ主演の連続ドラマW『春が来た』(2018年)、ディオ主演ドラマ『100日の郎君様』(2018年)、同じくディオ主演映画『シークレット・メロディ』(2025年)――グループとしてだけでなく、メンバー個人の活躍も一気に追える構成になっている。
デビューから10年以上が経ち、メンバーそれぞれが俳優や個人アーティストとしても評価を確立してきた今だからこそ、グループの円盤や単発映像だけでは追いきれない個人活動まで含めて特集できるのがWOWOWの強みだと感じる。EXOが好きなら、7月のWOWOWはほぼ専門チャンネルのような楽しみ方ができる月だ。
ここで一点、注意しておきたいことがある。同じくEXOの来日公演として告知されている「生中継!EXO PLANET #6」(7月12日午後5時~)は放送視聴のみの番組で、WOWOWオンデマンドでの配信は対象外になっている。
今回紹介しているLaLa arena TOKYO-BAY公演は、放送と同時にWOWOWオンデマンドでも視聴できる対象の番組なので、配信で見たい人はそこを混同しないよう気をつけてほしい。リピート放送が予定されている場合は、その回から放送同時配信とアーカイブ配信が始まるケースもあるので、見たい公演がどちらの条件に当たるのかは事前に確認しておくと安心だ。
WOWOWの仕組みは他社とは少し違う。月額料金の無料トライアルという形ではなく、加入した月の視聴料そのものが完全無料になるという構造だ。初期費用もかからない。つまり7月中に加入すれば、EXOの公演を含めたその月の放送・配信を、視聴料を払わずに楽しめることになる。スポーツやオリジナルドラマなど他ジャンルの番組も同じ枠で楽しめるので、K-POP目的で加入しても結果的に他のジャンルへ視聴の幅が広がりやすいのもこのサービスらしさだと思う。
実際、7月のWOWOWはテニスの四大大会の一つを含むスケジュールが組まれていて、音楽と並んでスポーツも見応えのある月になっている。K-POPのライブを見るために加入したつもりが、気づいたらスポーツ中継までつけっぱなしにしていた、というのはWOWOWユーザーにありがちな話だ。ジャンルをまたいで楽器のように番組表を眺められるのは、加入月無料という条件があるからこそ気軽に試せる部分でもある。
K-POPのライブは、円盤化されても「その場の熱」までは再現しきれないことが多い。生中継という形でリアルタイムの空気を味わえるのは、配信の中でも特別な体験だと思う。今月中にWOWOWへ加入して、加入月無料の枠でEXOのステージを見届けるのが、一番損のない選択だ。
※ 本ページの情報は2026年6月時点のものです。放送・配信スケジュールや加入条件は変更となる場合がありますので、最新情報はWOWOW公式サイトでご確認ください。
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