「笑っちゃうほど豪華キャスト」アンディ・ガルシア“監督”最新作はどんな映画?名優の軌跡を配信で振り返る
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アンディ・ガルシア主演・監督・脚本
最新作『Diamond』カンヌでプレミア上映
『アンタッチャブル』(1987年)、『ブラック・レイン』(1989年)、『ゴッドファーザー PART III』(1990年)、『オーシャンズ11』(2007年)……言うまでもなくアンディ・ガルシアのフィルモグラフィは名作ばかりだが、彼の長編監督作『 The Lost City(原題)』(2005年/日本未公開)はほとんど知られていないだろう。
そんなガルシアの監督復帰作『Diamond(原題)』がカンヌ国際映画祭で19日にプレミア上映され、欧米の大手メディアで続々とその気になる内容が報じられはじめている。
まず本作でガルシアが演じるのは、私立探偵ジョー・ダイアモンド。夫殺しの容疑をかけられた女性から無実を証明してほしいと依頼を受けたジョーが、想像を超える謎に巻き込まれていく姿を描く。なんともクラシカルな筋書きだが、米LAを舞台にしたバリバリの現代劇で、まるで40~50年代の探偵のようなジョーと周囲とのギャップも大きな見どころのようだ。
注目すべきは共演陣で、ブレンダン・フレイザーを筆頭にヴィッキー・クリープス、ダスティン・ホフマン、ビル・マーレイという豪華さ。さらにローズマリー・デウィット、ダニー・ヒューストン、ロバート・パトリックも登場するそうで、キャスティングにもガルシアの人脈がフルに発揮されている。
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『ブラック・レイン』、『アンタッチャブル』…
名優ガルシアの代表作を配信で観る!
準主役や名脇役として数々の作品を盛り立ててきたガルシア。新作『Diamond』のクラシカルなフィルム・ノワール風情がハマるであろうとことは容易に想像できるが、まだ公開の詳細は不明なので、先に挙げた代表作を中心に彼の名演を配信で再確認しておこう。
『ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期』
販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
発売中
価格:1,886円+税
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『アンタッチャブル』(1987年)
ケビン・コスナー演じる捜査官ネス率いる特別チームのメンバー、ジョージ・ストーン役として出演。ガルシアにとって一躍スターダムにのし上がるキッカケとなった出世作だ。白いスーツに身を包んだ若き日の端正な顔立ちと、鋭い眼差しで魅せる華麗な銃撃戦のシーンは、今なお多くの映画ファンの記憶に強烈な印象を残している。
『ブラック・レイン』(1989年)
巨匠リドリー・スコット監督が大阪を舞台に描いた警察アクション。マイケル・ダグラス演じる刑事の相棒で、日本のヤクザ組織との抗争に巻き込まれていく生真面目な若き刑事チャーリーを好演した。劇中での悲劇的な展開も含め、物語のエモーショナルな核となる重要な役どころを圧倒的な存在感で演じている。
『ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期』(1990年)
言わずと知れた名作シリーズの完結編。アル・パチーノ演じるマイケルの甥であり、ソニーの忘れ形見であるヴィンセントを情熱的に演じた。野心に満ち、凶暴性とカリスマ性を併せ持つ次世代のボスへと成長していく姿が絶賛され、アカデミー賞助演男優賞にノミネート。彼の演技派としての地位を不動のものにした。
『デンバーに死す時』(1995年)
ガルシアが主演を務めたスタイリッシュなクライム・サスペンス。裏社会から足を洗ったものの、かつてのボスからの依頼で最後の仕事に挑む元ギャングのジミーを渋く演じた。独特の美学と哀愁が漂うキャラクター像が魅力で、90年代のネオ・ノワール作品の隠れた傑作として、いまなお根強い人気を誇る。
『オーシャンズ11』(2001年)
ラスベガスの巨大カジノを牛耳る冷酷なオーナー、テリー・ベネディクト役を熱演。泥棒チームの宿敵として、圧倒的な威厳と冷徹さを放った。スマートでプライドが高く、どこか気品すら感じさせる悪役はガルシアの十八番とも言えるハマり役。大ヒットを記録した本作に続き、続編『12』『13』にも同役で出演している。
『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』(2018年)
大ヒットミュージカル映画の続編。ガルシアはホテルの支配人フェルナンド役として登場し、劇中では大御所歌手シェールとデュエットを披露するなど、大人の色気とチャーミングな魅力を存分に発揮した。これまでのシリアスな犯罪映画でのイメージとは一味違う、軽やかでロマンチックな一面を楽しめるファン必見作。
『運び屋』(2018年)
巨匠クリント・イーストウッド監督・主演のサスペンスドラマ。ガルシアは、イーストウッド演じる高齢の運び屋を重用する麻薬カルテルのボス、ラトン役を貫禄たっぷりに演じた。冷酷でありながらも、どこか敬意や親しみを持って接する上品なボスの姿が、作品の重厚な緊張感と人間ドラマを引き立てている。