無造作に刈られた頭に擦り切れた衣服… その違和感、目を逸らした瞬間 “終わり” 佐藤二朗主演『名無し』

無造作に刈られた頭に擦り切れた衣服… その違和感、目を逸らした瞬間 “終わり” 佐藤二朗主演『名無し』
©2026 映画「名無し」製作委員会

俳優・脚本家・映画監督としても活躍する鬼才、佐藤二朗が初の漫画原作を手掛け、脚本・主演を務める映画『名無し』が、5月22日(金)より公開される。

その手が掴むものは、希望か、絶望か—

鬼才・佐藤二朗が映画にすべく執筆するがその過激なテーマと特殊な世界観ゆえに、お蔵入り寸前となっていたオリジナル脚本が編集者の目に留まり、永田諒の作画によって漫画化した「名無し」。数奇な運命を背負い“名前のない怪物”と化した男の希望と絶望、そして狂気を描破するこのサイコバイオレンスは好評を博し、“映像化不可能”の烙印を覆し昨年10月、瞬く間に映画化が決定した。

自ら生み出したキャラクター“名無し”を演じるのは、『爆弾』(25)で冴えない中年男の皮を被った知能犯・スズキタゴサク役を怪演し、日本アカデミー賞はじめ、様々な映画賞を席巻している佐藤二朗。得体の知れない人間を演じさせたら右に出る者はいない唯一無二の個性と、セリフを徹底的に排除し、これまでのパブリックイメージを真っ向から覆す“静”の狂気を体現した。共演には、近年俳優としての評価を高め続ける丸山隆平、タレントの枠を超え女優、プロデューサー、実業家としても活躍するMEGUMI、同じ演劇畑出身の佐藤の熱望に応えて駆けつけた佐々木蔵之介が名を連ねた。そして『悪い夏』『嗤う蟲』(25)などで知られる当代屈指の映画職人・城定秀夫監督が劇中に仕掛けられた謎とタブーに潜む深い闇をえぐり出す。見えない刃が光るとき、切り裂かれたスクリーンの向こうから、名もなき怪物の魂の叫びが日本を震撼させる。

白昼のファミレスを襲った無差別大量殺人事件。防犯カメラに残された容疑者の中年男。被害者は誰もが鋭利な刃物のようなモノで切りつけられていたが、映っているはずの凶器の姿だけが目視できない。鍵を握るのは男の右手。その手が向かう先には必ず何かが起こる。目に見えない力の秘密に隠された、恐るべき真実から逃がれることはできるのか?

©2026 映画「名無し」製作委員会

ポスタービジュアルでは、佐藤二朗演じる未曾有の怪物“名無し”が歪んだ表情を浮かべる姿と「その狂気は、目に見えない。」というキャッチコピーが強烈なインパクトを放つ。

無造作に刈られた頭に擦り切れた衣服、白昼の商店街に立つその佇まいが、強烈な違和感と不穏な空気を際立たせる。そして決定的な違和感は、ゆっくりと掲げられた右手。目を凝らすと、ベットリと付着した血痕が禍々しい凶器の姿を露わにし、今にも振り下ろされようとしている。触れたものを消し去る、男の右手。その手が向かう先には必ず何かが起こる——。ポスタービジュアルに凝縮された緊張感が、衝撃の物語の幕開けを強く予感させる。

場面写真には、謎に満ちた名無しの過去と本作の緊迫感あふれる展開が捉えられている。ボロ布を纏い残飯を漁る少年時代の“名無し”。そんな“名無し”を保護し右手の異能を目の当たりにする警察官の照夫(丸山隆平)。“名無し”と幼い頃から行動を共にする花子(MEGUMI)。 “名無し”を追う刑事・国枝(佐々木蔵之介)。そして白昼の商店街で見えない狂気から逃げ惑う人々まで。照夫は何を見たのか、花子の涙の理由とは、そして国枝たち刑事は“名無し”の凶行を止めることができるのか——?様々な謎、想い、怒りが交錯するなかで、物語は予測不能の領域へと突入していく。

本作の主題歌がNovel Coreの書き下ろし新曲「名前」に決定。日本武道館やアリーナでの単独公演を成功させ、アニメ「刃牙道」のEDテーマを手掛けるなど、次世代音楽シーンを牽引するNovel Core。果たしてどんな楽曲に仕上がっているのか。

©2026 映画「名無し」製作委員会

©2026 映画「名無し」製作委員会

©2026 映画「名無し」製作委員会

©2026 映画「名無し」製作委員会

©2026 映画「名無し」製作委員会

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『名無し』は5月22日(金)より全国ロードショー

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