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殺人容疑の大富豪と“偶然”録音された「恐るべき独白」とは?衝撃ドキュメンタリー『ザ・ジンクス』【U-NEXT配信中】

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ライター:#BANGER!!! 編集部
殺人容疑の大富豪と“偶然”録音された「恐るべき独白」とは?衝撃ドキュメンタリー『ザ・ジンクス』【U-NEXT配信中】
『ザ・ジンクス』© 2023 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.

3つの失踪・殺人事件と謎多き大富豪

2001年、テキサス州ガルベストンで、海に浮かぶ人間のバラバラ死体が発見された。この凄惨な事件の容疑者として浮上したのは、ニューヨークの巨大不動産王の一族であるロバート・ダースト。彼は当時、身分を偽り、女性を装って生活していたことが判明している。

ダーストには、この事件以外にも長年つきまとう二つの疑惑があった。一つは1982年、ニューヨーク州で妻キャスリーン・マコーマック・ダーストが突然失踪し、現在も行方不明となっている事件。もう一つは2000年、ロサンゼルスの自宅で親友スーザン・バーマンが射殺された事件である。

 

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ある映画から始まった“特権階級の容疑者”との対話

これら3つの事件はいずれも解決されないまま、ダーストは莫大な財力と、それが可能にした優秀な弁護団の存在によって、長年にわたり法の手をすり抜け続けた。

そんな中、キャスリーン失踪事件をモチーフに、ライアン・ゴズリング主演で映画『幸せの行方…』(2010年)が製作される。すると映画の公開後、それまでメディアとの接触を一切避けてきたダースト本人が、監督のアンドリュー・ジャレッキーに直接コンタクトを取り、「自らの物語を語りたい」と独占インタビューを申し込んできた。

なぜ、このタイミングで? なぜ、自ら口を開くことを選んだのか? この異例のコンタクトこそが、ドキュメンタリー史上最も衝撃的な作品の一つとされる『ザ・ジンクス』誕生の端緒となった。

※注意:以下、『ザ・ジンクス』パート1&2の内容に一部触れています。

あまりにも衝撃的な“独白”とは?『ザ・ジンクス』パート1(2015年)

エミー賞を受賞した『ザ・ジンクス』パート1は、ジャレッキー監督によるダーストへの膨大なインタビューを軸に構成されている。これまで未公開だった資料、重要証人の不審な死、驚くべき法廷戦術――。カメラは、富と権力を持つ男の周囲に積み重なった”不都合な真実”を、一つひとつ丁寧に掘り起こしていく。

そして最終エピソードには、テレビ史に残る衝撃の瞬間が映し出される。インタビューを終えその場を離れたダーストは、マイクがまだオンであることに気づいていなかったのだろう。マイクが捉えた彼の<独白>は、最終エピソードの放送と同時に世界中を震撼させ、現実をも動かすことになった。

『ザ・ジンクス』© 2023 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.

動き出した“法による裁き”の顛末を追う『ザ・ジンクス』パート2(2024年)

パート1の放送が引き金となり、現実が動き出した。最終回が放送される前夜、ダーストがニューオーリンズの潜伏先でスーザン・バーマン殺害容疑により逮捕されたのだ。

パート2では、制作者たちが約8年にわたりリアルタイムで追い続けた裁判の全貌が明かされる。ダーストを何としても有罪にしたい検察側と、最強の布陣で挑む弁護側の激しい攻防。そして新たに浮上した通話記録、初めて名乗り出た目撃者の証言とは――。

莫大な富と特権を盾に逃げ続けた男の闇に、カメラはどこまで迫れるのか? その結末は、ぜひ本編を観て確かめてほしい。

『ザ・ジンクス』パート1/パート2はU-NEXTで独占配信中

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