女性教師が「生徒との不法な性的関係」で裁判へ
米カンザス州ウィチタの公立高校で勤務していた元美術教師、ニコール・ヘルナンデス(別名ニッキ・ベアード、30)が、10代の男子生徒との不適切な関係を持ったとして、4件の「生徒との不法な性的関係」の罪で裁判にかけられることが決まった。
複数の報道によると、彼女は2025年5月に逮捕され、6月に初出廷。12月の審理で、裁判所は「裁判に進むに足る証拠がある」と判断した。当局の資料によれば、ヘルナンデスは中学校で生徒と出会い、その後ウィチタ・ノース高校に移った後も接触を続けていたとされる。
複数の捜査資料によると、これは生徒が高校2年生の頃から深まり、3年生、4年生の期間を通して「近すぎる関係」が続いていたという。
生徒への“近すぎる”接触…メッセージや手紙で個人的な悩みを共有
また捜査資料によると、関係は当初、授業中や放課後に背中や肩に触れるといった行為から始まり、次第に教師側から抱擁を求めるようになったという。生徒は当時「緊張していたが、最終的に応じた」と証言している。
その後、2人は学校関連の話題から始まったメッセージのやり取りを続け、次第に教師が自身の結婚生活の悩みを打ち明けるなど、個人的な内容へと変化していった。さらに、教師は生徒に手書きの手紙を渡すようになり、その中には「いつかあなたと一緒になれる日を願っている」「あなたを愛している」といった文言が記されていたと報じられている。
卒業式当日の夜にも「会いたい」と連絡が…
生徒の証言によれば、卒業前の週には教師のオフィスに複数回呼び出され、教師から身体的接触を求められたという。卒業式当日の夜にも教師から「会いたい」と連絡があり、車内で行為に及んだ。生徒は「緊張し、圧力を感じていた」と述べているが、教師は「卒業したから問題ない」と伝えたとという。
ヌード写真を送信…生徒が家族に相談し発覚
生徒が正式に卒業した後、教師は自身のヌード写真を送信したとされ、生徒は「証拠として残しておこうと思った」と話している。関係を断とうとした後も、教師が生徒の勤務先に現れたり自宅の車に菓子を置いていくなどの行動があったという。
最終的に生徒は家族に相談し、保存していた写真や手紙を提出。これを受けて警察が捜査を開始し、2025年5月22日に教師が逮捕された。保釈金5万ドルを支払い、現在は裁判に向けて手続きが進められている。
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