ブラジル・サンパウロ市で12月28日未明、21歳の女性が恋人とその友人を車で追跡し、衝突して死亡させたとして逮捕された。現場付近の防犯カメラには、加速した車がバイクに激突する瞬間が記録されている。
⏯️ Geovanna Proque da Silva, de 21 anos, presa por matar o namorado e uma amiga dele, na madrugada de domingo (28/12), teria cometido o crime motivada por ciúme, afirmou uma testemunha à Polícia Civil de São Paulo. O crime aconteceu por volta das 3h, na rua Professor Leitão… pic.twitter.com/uunegRfyuQ
— Metrópoles (@Metropoles) December 30, 2025
「今すぐ女性たちを帰らせろ」
死亡したのは、ラファエル・カヌート・ダ・コスタさん(21)と、友人のジョイス・コレア・ダ・シルバさん(19)。2人はラファエルさんの自宅で行われていたバーベキューに参加していたが、恋人のジオヴァンナ・プロケ・ダ・シルバ(21)はその場にいなかった。
複数の報道によると、ジオヴァンナ容疑者はパーティーに“自分の知らない女性”がいることに強い不満を示し、ラファエルさんや参加者に対して「今すぐ女性たちを帰らせろ」「あなたが解決しないなら私が解決する」といったメッセージを送っていたという。
その後、ジオヴァンナ容疑者は義母にあたる女性とともにラファエルさん宅へ向かい、激しい口論に発展。ラファエルさんはその場を離れるためバイクで外出し、近くの店でジョイスさんを乗せた。
高速追跡の末に…背後からクラッシュ
ジオヴァンナ容疑者は車で2人を追跡。約500メートルにわたり猛スピードで追いかけ、最終的に背後からバイクに衝突したようだ。この衝撃でバイクに乗っていた2人は約30メートル先まで投げ出され、現場で死亡が確認された。
容疑者の車はその後、歩行者1人をはね、さらに2台の駐車車両にも衝突。歩行者は頭部と背中に裂傷を負い、治療を受けた。
同乗していた義母の証言は?
車には義母(※容疑者の母親のパートナー)のガブリエレ・シュナイドさん(31)が同乗しており、警察への供述で「追跡が始まってから、止まるよう何度も訴えたが、ジオヴァンナは何も言わず走り続けた」と話しているという。また、容疑者には精神疾患の治療歴があり、抗うつ薬などを服用していたとも証言している。
衝突後、ジオヴァンナ容疑者は現場から離れたが、体調不良を訴えて近くの歩道に座り込んでいるところを住民に発見され、警察が身柄を確保。住民の一部が暴行を加えようとする場面もあったという。
警察は、事件を交通事故ではなく「故意による殺人(殺人罪)」として捜査。司法当局はジオヴァンナ容疑者の身柄を女性刑務所へ移送し、予防拘禁へ切り替えた。現在、毒物検査の結果を含む捜査が進められているという。
“愛が殺意に変わるとき”を捉えたドキュメンタリー映画
『マリッジ to マーダー -隠された憎悪-』(PrimeVideo、Huluほか)
様々な結末を迎える結婚生活も、時に最悪の終わりを告げることがある。理想的なパートナーとのドラマのような出会いは、どうして夫婦を殺し合いに駆り立てたのか?嫉妬、浮気、浪費。過去の事件から、結婚が生んだ悲劇の一部始終に迫る。
『史上最悪のパートナー』(Netflix)
悪質な罪のねつ造からゾッとするような殺人計画まで、目撃者の証言をもとに恋愛関係に潜む闇を明かす。実際の事件を基にしたドキュメンタリーシリーズ。
『アメリカン・マーダー:ギャビー・ペティート殺人事件』(Netflix)
家族や友人たちの話から、彼女の殺人事件をめぐる知られざる真相に迫る、思わず引き込まれる実録犯罪ドキュメンタリーシリーズ。