DMM TV上で縦型ショートドラマを配信する「DMMショート」にて、小室哲哉総合プロデュースのオリジナルショートドラマ『地下アイドルの方程式』(全30話)が、独占配信中だ。
アイドル業界の“知られざる裏側”を描く
小室哲哉がプロデュースする3人組ガールズ音楽ユニット・OVAL SISTEMが、2025年4月に楽曲「SNSって」でデビューした。本作は、その3人をモチーフにOVAL SISTEMが誕生するまでのストーリーをショートドラマ化。小室哲哉が総合プロデュース・楽曲提供に加え、本人役として出演する本作は、DMMショートで独占配信の大型企画となるオリジナルショートドラマ『地下アイドルの方程式』として登場する。
かつてCMソング界を席巻したものの、今は孤独な日々を送る中年男性・音部(リリー・フランキー)。彼が偶然出会ったのは、家庭にも社会にも見放されながらも歌い続ける少女・愛子(安倍乙)だった。愛子の歌声に失われた情熱を呼び起こされた音部は、彼女の才能を信じ過酷な地下アイドル業界に飛び込む。しかしそこは、搾取、ハラスメント、暴力、裏切りが渦巻く世界。地下アイドルたちを牛耳る飯沼(中野英雄)からは容赦ない暴力を受け、音部は早々にその“裏側”を思い知らされる。過酷な環境の中で、愛子も次第に心を閉ざしていく——。そんな中、いじめに悩む高校生・ルカ(片田陽依)や、夢を諦めた元バンドマン・アイベリー(かのうみゆ)らが加わり、3人組のユニット・OVAL SISTEMが結成される。「声は誰かを救えるのか?」という問いを抱きながら、音部たちはSNSとライブを武器に地下から這い上がり、音楽の力で自分たちの価値と希望を取り戻そうと奮闘していく。
予告映像には、本人役で出演する小室哲哉のシーンも。「僕にプロデュースさせてもらえませんか?」と穏やかな笑みを見せる小室は、本ドラマの総合プロデュースのみならず、主題歌「Never Alone」と劇中歌「I Surrender」も作詞作曲も担当。予告ではその一部をいち早く聴くことができる。
本編では、実際にイベントで撮影を敢行した、臨場感あふれるライブシーンも大きな見どころ。小室渾身の書き下ろし楽曲が“ライブパフォーマンス版”として鳴り響く瞬間は圧巻で、その熱量が予告映像からも伝わってくる。観客の歓声の中ステージに立つOVAL SISTEMの3人と、それを涙ながらに見つめる音部。彼らは、この音で道を切り開くことができるのか——少女たちと音部が追い求める“本物の音”の行方に期待が高まる。
<小室哲哉による楽曲へのコメント>
主題歌「Never Alone」
彼女は、彼は、ひとりだった。曲はそんな始まりです。その言葉から自分は30年前頃の生き急ぐ感じを思い出しました。ライブ演奏シーンで最も活きる疾走感、高揚感のある曲です。決して1人では似合わない、3人、4人、10人、100人、沢山の熱量を感じて仕上がった曲で、そうか縦画面か、より切迫感あるかもと、、、。深みや仕掛けよりその瞬間、勢い、衝動を忘れないためにある楽曲だと思います。
劇中歌「I Surrender」
東京ドームにリリーさんとローリングストーンズ、観に行ったなあ、誘ってもらったんだった、、、。音部役に息子がいたら、やはり親子でオアシスとか行っていただろうか。愛子たちと音部はそんな曲でだんだん距離が近づいていってくれたら良いなと思って最近では珍しくピアノと歌でシンプルに作りました。人生には負け気味、でも音楽には愛されている。そんな歌詞もサラッと書けたかも。多くの人のサビのユニゾンが聴きたい曲です。
『地下アイドルの方程式』©DMMショート
『地下アイドルの方程式』(全30話)はDMMショートにて独占配信中