警官たちの“夜遊び中”に起きた事件
英ノースヨークシャー警察に所属していた研修中の女性警官ブローガン・キャニング(23)が、同僚への不適切な言動で辞職に追い込まれた。
事件は飲み会の席で起きたもので、泥酔状態のキャニングが男性同僚に対して「あなたも“したい”と思ってるんでしょう?」と繰り返し発言。さらに、同僚の太ももに手を置き、キスを迫るように顔を近づけた と報じられている。
A trainee police officer has been barred from the force after she put her hand on a colleague’s leg before asking him ‘do you think I’m fit?’.
Brogan Canning repeatedly told her senior colleague ‘you know you want to’ as she also attempted to lunge in for a kiss. pic.twitter.com/M4t7tEpWdJ
— London & UK Street News (@CrimeLdn) December 2, 2025
本人の弁明と英メディアの反応
キャニングは後に「酔っていて覚えていない」と説明しており、意図的にした行為ではないと主張。しかし、警察内部の調査では「職務規範違反」と認定され、彼女は研修途中で辞職。さらに、警察監督機関(College of Policing)によって全英の警察勤務を禁止されるという厳しい処分が下された。
この事件は「グラマラスな新人警官の転落」として大きく報じられ、ゴシップ色を帯びた見出しが並んだ。Daily MailやThe Sunは「新人美女警官が同僚にキスを迫り、泥酔でキャリアを失った」と強調。プライベートであれ警察官の酒席での振る舞いについて改めて問われる形となった。
この投稿をInstagramで見る
警察の過酷な日々や恐ろしい不祥事を追ったドキュメンタリー
『フリント・タウン』(Netflix)
様々な問題を抱え混沌とした状況にあるミシガン州フリント。市民の不満は高まり一触即発の状態にあるこの町で、日々奮闘する警官の姿を2年以上にわたり追った。
『ミスター・グッド:彼は警察か、悪党か』(Netflix)
ノルウェーの”スーパー警官”と呼ばれた男に麻薬密輸の容疑がかかる。果たして彼は善良な警官か、それとも悪党なのかという問いに迫るドキュメンタリー。
『137発の弾丸』(Netflix)
警官が黒人を死に至らしめるという事件が複数発生したクリーブランド。全米で正義を求める声が高まる中、渦中の警察に対して厳しい調査が行われる。