フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」にて放送された人気アニメ「モノノ怪」の劇場版第三弾となる『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』が、2026年春に劇場公開される。このたび、第三弾ムビチケカード型前売り券が、12月12日(金)より発売されることが決定し、そのデザインが解禁となった。
完結編となる第三章「蛇神」2026年春公開!
「モノノ怪」は、2006年に異例の高視聴率を記録した「怪~ayakashi~」の一編「化猫」から派生し、2007年に放送されたテレビアニメシリーズ。謎の男・薬売りが、人の情念や怨念が取り憑いたモノノ怪が引き起こす怪異を鎮めるため、諸国を巡る物語だ。CGと和紙テクスチャを組み合わせた斬新な手法で生み出された絵巻物のような唯一無二の世界観と、主人公・薬売りのミステリアスな魅力が視聴者を惹きつけ、放送以来根強く愛されている。
その「モノノ怪」が、17年の時を経て、豪華絢爛・男子禁制の大奥を舞台に劇場版として新生した。全三章構成である『劇場版モノノ怪』。2024年7月に公開された第一章『劇場版モノノ怪 唐傘』では、男子禁制の女の園であると同時に重要な官僚機関でもある特別な場所・大奥に、様々な想いや希望を抱き足を踏み入れた新人女中や先輩女中たちにフォーカスを当て、「個を殺し集団に染まることを強いられる生き辛さ」を描写。2025年3月に公開された『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』では、世を統べる天子のお世継ぎを巡る家柄同士の謀略と衝突に焦点を当て、翻弄される女たちの心に渦巻く葛藤や苦悩を一歩踏み込んで描いた。そして2026年春、いよいよ完結編となる第三章が公開される。「次はどの人物に焦点が当たるのか」といった考察を含め、さらなる盛り上がりをみせている。
『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』Ⓒツインエンジン
今回発売されるムビチケは2種類。「モノノ怪」シリーズの主人公・薬売りと、薬売りが戦闘時に切り替わる姿・神儀の描き下ろしイラストだ。
舞台は、第三章で初めて登場する大奥内の“北の間”。薬売りは桜舞う春、神儀は雪積もる冬と、それぞれ異なる季節の中に佇む姿が描かれている。対照的な季節設定と静かに凛とした表情から、最終章ならではの緊張感と物語の深みが一層感じられる。さらに、2種類のデザインを並べると1枚につながる特別仕様にも注目だ。セットで楽しむコレクションアイテムとしてぜひ手に入れてほしい。
<第三弾ムビチケ発売概要>
発売日:2025年12月12日(金)
料金:1,600 円(税込)
※ムビチケカードは数量限定です。なくなり次第、販売終了となります。
※劇場窓口料金のほうがお安く鑑賞できる場合がございますのでご了承ください。なお、鑑賞料金は劇場により異なります。
※舞台挨拶等の特別興行にはご利用いただけない場合がございますのでご了承ください。
『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』 は2026年春、全国公開