性的暴行疑惑で「仕事激減」「ホームレス状態」のケヴィン・スペイシーに“新たな民事訴訟が進行中”の報道

ケヴィン・スペイシー、再び法廷へ

ハリウッドの大物俳優ケヴィン・スペイシー（66）が英メディアに対し「家がない」と語ったことで“ホームレス状態”という噂が広まったのは、つい先週のこと（本人は後にSNSで『路上生活者ではない』と訂正）。

かつての名優の生活基盤の揺らぎが注目される中、さらに大きなニュースが飛び込んできた。なんと新たな性的暴行に関する民事訴訟が進行中だというのだ。

“複数の”民事訴訟が進行中

英BBCなど複数メディアは、複数の原告がスペイシーを訴えており、その中には匿名での提訴も含まれていると報道。これは単一の訴訟ではなく、複数の案件が並行して進んでいる可能性があるということ。裁判所はすでに進行管理を開始しており、審理は2026年に予定されている。

また、複数の訴訟が統合されることに言及した報道もあり、裁判の規模が拡大する可能性も捨てきれない。英SkyNewsは来年以降に本格的な審理が始まる見通しを強調し、裁判所がスケジュール調整を進めていることを明らかにしている。

原告のプライバシー保護と公判スケジュール

今回の訴訟で注目されるのは、複数の原告が名乗りを上げている点だ。報道によれば一部の原告は匿名での提訴を選択しており、裁判の進行においてプライバシー保護が重要な要素となっている。匿名扱いは性的暴行関連の訴訟では珍しくないが、スペイシーのような国際的に著名な俳優を相手取る場合、その影響はさらに大きい。

裁判所はすでに進行管理を開始しており、審理は2026年に行われる予定。これは短期的な裁判ではなく、長期戦の様相を呈している。裁判の行方次第では、スペイシーの社会的評価に大きな影響を与えることは避けられないだろう。

Hollywood actor Kevin Spacey faces another legal battle in London next year over civil sexual assault allegations, three years after he was cleared of criminal charges, a court heard Wednesday.https://t.co/AbEkVFz3JC pic.twitter.com/2MmU5dYxnh

— AFP News Agency (@AFP) November 26, 2025

過去の性的暴行の告発とその影響

スペイシーは過去にも告発を受けており、2017年に俳優アンソニー・ラップが未成年時の性的加害を訴えたことで、ハリウッドでのキャリアが急失速。この民事訴訟では「責任なし」の評決が下されたが、その過程でスペイシーの過去の行動に対する世間の視線は厳しさを増した。

さらに複数の性的暴行容疑について刑事裁判が行われ、最終的に無罪判決を得たものの、裁判の存在自体が彼の評判に深刻なダメージを与えた。2017年以降、告発は途切れることなく続いており、ドキュメンタリーやメディア報道で新証言が加わるなど、世間の注目は絶えない。

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