大ヒット歌手でありアカデミー賞受賞俳優でもあるシェール(79)が、40歳年下の恋人アレクサンダー“A.E.”エドワーズ(39)との関係について米番組エンターテイメント・トゥナイトほか複数メディアで語っている。
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「年齢は問題じゃない。ただ彼が好き」
「(年齢差は)問題じゃない」と明言するシェールは、「ただ彼が好き」とシンプルに気持ちを表現する。二人はよく笑い合っているそうで、アレクサンダーについては「美しくて、すごく才能がある」と称賛。外野の声には「彼らは私の人生を生きていない」と冷静に返し、二人の関係の内側にある楽しさと確かさを強調している。
二人の出会いは2022年のパリ・ファッションウィーク。交際はその年の秋に公にされ、以降はファッションイベントやショーでたびたび並んで姿を見せている。最近でもニューヨークでのビューティイベントで寄り添う様子が報じられるなど、その足並みは変わらず。アレクサンダーがコーチェラ(音楽フェス)に単独で現れたことが噂を呼んでも、破局説はすぐに否定されてきた。
“A.E.”は何者? エンタメ界で活躍する若き成功者
年の差カップルには“ヒモ”疑惑がつきまとうが、アレクサンダーは音楽業界のエグゼクティブ/プロデューサー。堂々たるキャリアを築いている成功者で、元パートナーのアンバー・ローズ(※現在42歳。カニエとの交際で知られる)との間に息子スラッシュがいる。
シェールはスラッシュとも自然に交流を深めているようで、彼について「賢くて愉快な子」と語っており、家庭的な時間も関係の一部になっている。どこを見ても、つまらないウワサがつけ入る隙はなさそうだ。
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「人は年を重ねるけれど、スピリットは若くなる」
シェール自身のキャリアは言わずもがな。1960年代にソニー&シェールとしてブレイクし、その後「Believe」などの大ヒットでソロとして不動の地位を確立。俳優としても『月の輝く夜に』(1987年/ニコラス・ケイジ共演)でアカデミー賞主演女優賞を受賞しており、音楽と映画の両輪で長く第一線を走り続けてきた。最近は、アレクサンダーと新しい音楽プロジェクトを匂わせる発言もあり、創作の現場でも互いの才能を重ね合わせている。
批判や誤解が付きまとう“年の差”について、シェールは繰り返し落ち着いて指摘する。「人は年を重ねるけれど、スピリットは若くなる」というアレクサンダーの言葉を紹介しながら、年齢よりも相性や日々の充実が関係を支えているのだ、と。派手な宣言よりも、肩の力が抜けた日常の確かさ――笑顔、敬意、仕事への刺激。それだけが二人の真実だ。