THE YELLOW MONKEYのボーカル・吉井和哉に密着したドキュメンタリー映画『みらいのうた』が、12月5日(金)より公開される。このたび、ポスタービジュアルが解禁となった。
唯一無二 のロックミュージシャン・吉井和哉
本作には、2001年活動休止前の東京ドーム公演の「JAM」、2024年感動的な復活を遂げた東京ドーム公演「THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024 “SHINE ON”」の「バラ色の日々」「悲しきASIAN BOY」など、熱いライブパフォーマンスも収められている。さらに、吉井が作詞・作曲・プロデュースを務め、THE YELLOW MONKEYのメンバーが演奏に参加したBiSHのラストシングル「Bye-Bye Show」制作過程や、彼女たちの東京ドーム解散公演、バックヤードの様子。そして、早すぎる死に日本のロックファンが悲しみに暮れたチバユウスケという存在、絆についても語られる。『みらいのうた』は、知られざる名曲の裏側にあるこれまでの軌跡を辿ることで、さらに音楽を、深く楽しめる一作になっている。
メインビジュアルは、スタッフ、ファンの祈りが集まった東京ドームライブの“復活の日”<THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024 “SHINE ON”>のパフォーマンスの一瞬を切り取ったビジュアル。THE YELLOW MONKEYの楽曲「ホテルニュートリノ」の歌詞である「人生の7割は予告編で 残りの命 数えた時に本編が始まる」がコピーとして入り、金の紙吹雪の中、吉井和哉の復活、そしてここから更なる「はじまり」である、エネルギー、希望が感じられるビジュアルとなっている。
©︎2025「みらいのうた」製作委員会
チラシビジュアルは、2021年、日本武道館公演「みらいのうた」パフォーマンスシーンと共に、季節の移り変わりを伝える桜がデザインされている。吉井の父が亡くなって50年経った2021年に既に配信されていた同名楽曲。本作のタイトルとエンディング曲に起用されたのは、映画の編集がほぼ終わった時に付けられたという。様々なタイトル案が挙がっていた中、エリザベス宮地監督は、「撮影が終わって、編集も始めて、最後の最後で吉井さんからタイトル『みらいのうた』をご提案いただいて。エンドロールに『みらいのうた』をはめてみたら、この3年間で起こった出来事がすべてこの楽曲に収束していく、昇華されていくようなイメージがあり、最後のピースがこの楽曲によってはまったようでした」と語っている。
©︎2025「みらいのうた」製作委員会
またビジュアルのもう一面には、吉井をロックの世界に引き入れたURGH POLICE(アーグポリス)のEROと吉井の貴重な当時の2ショット、そして40年ぶりにセッションする現在の2人の姿がデザインされている。二人の上には、教会のシーンが入っており、様々な偶然が重なり完成した本作を、吉井は「神様の書く脚本のペンがどんどん走っていった」と話す。
©︎2025「みらいのうた」製作委員会
『みらいのうた』は12月5日(金)より全国公開